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ESを書く前はもちろん 提出直前にもチェックしたい書き方の基本【就活ゼミコラム】

エントリーシートの提出時期が迫って、焦り始めた方も多いのではないでしょうか?
とりあえず書いてみたという方も、なかなか納得行くESが書けていない方も多いかと思います。

今回は、提出前に読んでおきたいポイントを解説します。

本コラムは、仕事の傍ら、社会人有志メンバーで大学生の就活支援を
行なっていらっしゃる「就活ゼミ」さんから寄稿いただきました。

就活ゼミさんからのその他の寄稿記事は、こちらからお読みください。
就活ゼミコラム一覧

プロローグ~差がつきやすいES~

エントリーシート(以降、「ES」と記す)は、面接同様に差が出ます。
添削を受けているもの、そうでないものは、地頭(ぢあたま)のそうとう良い学生を除いて区別できます。
それくらい差があるんです。

にもかかわらず、ESを誰にも見せない学生さんは多いのが実状です。
締切の2日前、なかには出す直前になっていきなり「書くのが遅くてすみません」って…。
最低な場合だと、「これで行こうと思うんですが、主要なところだけでもみてもらえますか」などと。

そういうESに限って、医療で言えば移植や摘出手術のような
大胆かつ根本的な行為を要するようなレベルであったりします。

まぁそれでも荒療治を仕掛けてそれなりのレベルのものを提出させていますが、
やはり完成度は低くなる。自己分析のしかたなども含め、ESに対応するための方法があるんです。
それをしっかりと身につけてください。

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学生の皆さんの中には、安易に考えているひとも少なくありません。
「要は“書類選考”だから通過しちゃえば別にいいんでしょ?」などと思わないでください。

ちなみに、書店などで
「書類選考に通過したESを紹介」みたいなものがありますが、
正直言って書類で通るのはそれほど難しいことではないので、
参照しなくとも良いです。(余談ですが。

ESがなぜ大事か。皆さんが面接に行ったとします。
すると、面接官の手もとには決まってESがあります。

そして、皆さんの面接が終わった後も、
あなたが話した内容とともにESを眺めながら○×をつけるわけです。

それは、入社後も然りです。
ちなみに、私の書いたESは、初任地の副部長が内容を事細かに覚えていて、赤面しました。
入社後もついてまわるくらい大事な書類なんです。

と、すれば、奇をてらった書き方などすれば、
入社後も「奇をてらったESがあなた自身」と見なされかねません。

書き方は、最低限度の礼儀をわきまえて書くべきだというのが私の根本にはあるのですが、
こういったところからもその理由は見て取ることができます。

ESはテレビのCMみたいなものです

商品を購入する際、どうやって選びますか?
やっぱり実物についての情報をそれなりに仕入れてから買いますよね。

たとえば、なんでも良いのですが、車。
外国のかっこいい街を颯爽と駆け抜ける車を見ただけで、ポンと札束渡して購入なんてできません。

やはり実物を見て、ほかの車とも比較して、その上でできれば試乗して買うのだと思います
(ちなみに私は車2台目ですが2台とも先輩・親戚から買っているのでこの気持ちは理解しきれていませんが・・・)。

しかし一方で、CMが興味を持つきっかけになることは多分にあると思います。
テレビのCMで印象が鮮明に残っていると、その車を買いたくなるものです。

ESも、このテレビCMのコレクションのようなものです。
目を引く魅力がある、自分となんかマッチする感じ・・・
そういった印象を持って初めて、「話を詳しく聞こうじゃないか」という段階に入る。

さっきの例でいえば、車屋さんにいって商品の実物を見る、触るという段階のこと。
そう、ESと面接と内定も、この関係に似ています。

最初は書類選考から入る会社が多いですが、書類は会社によっては数万通も来ます。
ESから応募者を吟味して、面接に呼ぶ。そうなると、あなた自身の価値がわかりやすく簡潔に書かれていて、
その価値を評価できるかどうかが「瞬間的に」問われてくる。
だから「テレビのCMみたいなもの」と言ってみました。

ESが、そのような特徴を持った代物であるならば、良いESの条件はわかるでしょう。
良いテレビのCMの条件だと思っていくつか思い浮かべてください。

   わかりやすい
   買う気にさせる工夫
   印象に残る
   オリジナリティーがある
   具体例が豊富だ
   イメージがわきやすい
   共感できる  ・・・・・・

そう、いまあなたの頭に浮かんだ言葉がそのまま、良いESの条件です。

■「過去」から「未来価値」を推測されるのがES

最初から変な例えで入ってわかりにくくなったかもしれません。
すみません。ただ、言いたいのはあなたらしい内容をわかりやすく盛り込む、
それが、文章としてまとまって書かれているのがいいよ、それだけのことです。

さて、ここまで書いたことだけを守って書かれるESで良くあるのが、
「実績誇示病」ともいえるESです。

○○しました!○○人集めました!○○氏を呼びました!と、
デカイことやったぜ~と意気揚々に書いてくる学生。

そういう「すごい(と思いこんでいる)内容」がない学生の場合でも、
「○○しました」だけを書き連ねるパターン。

いや、そういうことじゃないんです。

正直な話、「何をしたか」というのも大事なんですが、そのこと自体ですべてが決まるわけではありません。
100人の学生がいたら、100通りのキャンパスライフを送っているわけです。
その中には、奇抜な体験だって1人や2人ではありません。

そこで差をつけようとしても、意外と差がつかない。
むしろ、その経験を通じてどんな人材に成長しているのか、
今後も成長していける潜在能力が垣間見られるのかという点が大事になってきます。

面接官は、ESに書かれている過去の実績から、あなたが社会に出た場合に
その実績を得た経験からどのように仕事をするか、あなたの企業内での価値を推測します。

過去の経験の大小にかかわらず、そこから社会人となって転用可能なスキル・強みを
備えることができたのかどうかということが大事になってくるのです。
ですから、彼らの「推測」を手助けするような情報を提供してあげましょう。

たとえば、なぜそのような行動に打って出たのか、どんな価値観をもって行動したのか、
もしくは、自分が何に気づいて行動するよう心がけたのか、
その経験からどのような力(強み)を身につけたのか・・・
そういったことを書くということです。

ES-2 書き方の基本

ES対策、前回の心構え編に続き、「書き方の基本」について書きます。

その前に、就活基礎講座でも再三言ってきましたが、とにかく書くことが大事です。
書かなければわからないことがたくさんあります。
ESを書いてわかることにはこんなことがあります。

 1.一文が長すぎて読みづらい
  →学生になって論文を読む時間が長くなったためでしょう。

 2.難しい言葉を使いたがる
  →大学の講義で学術用語をいっぱい覚えましたからね。
  →字数を減らそうと、熟語を使いすぎている学生も多いですよ。

 3.自己分析が中途半端で書ききれない
  →これ大事。字数が少ない場合は、勘どころをまちがえることも。

いずれにしても、「得」ではありません。
では、どう書けば良いのか、実例もまじえながら考えてみましょう。

【1】結論から書こう

英語の長文読解で、横山雅彦(ロジカルリーディングという参考書を出しています)氏は
「三角ロジック」という話をしています。別に、横山氏でなくとも、長文読解の講義で
「英文は冒頭に結論が来る」という話は良く聞きます。

英語はなぜ、冒頭に結論を書くのか。
その方が読み手が理解しやすいからです。日本語の言い回しは結論を後回しにする癖があります。
話し言葉としてはわかりやすいかもしれません。日本人として会話する分には、それで良いかもしれません。

しかし、それでは「誰もが」「読んですぐに」わかる文章を書くのは難しいのです。
採用試験、ときに数万人のESを見なければなりません。
ひとりあたり100枚・200枚を見ることもザラです。
そうなれば、サッと読んでサッと合否を判断することも多々あります。

そのとき、結論がわかりにくい文章ではアピールが薄れるどころか理解してもらえないこともあるでしょう。
人事であれ、リクルーターであれ、誰もが読んですぐわかるためには、
日本語特有の「結論後回し」は厳禁です。

私事ではありますが、職場での話です。

本番10分前などに電話がかかってきて上司が確認を迫ることは日常茶飯事です。
いや、本番1分前だって十分にあることです。
そんなとき、「え~、●●が□□で~、ですからぁ・・・」と話していたのでは半殺しにあいます。

結論からスパッと言う、それが大事になってきます。
優良な民間企業では、このあたりの対応は非常に上手です。

一方、お役所などではそうでもないところが多いです。優良企業=優秀な社会人ではありませんが、
やはり仕事上の常識的な事柄として「結論から」が実践できている人こそ仕事ができるものだと思います。
自戒を込めて。

【2】具体例を盛り込もう

アピールポイントをわかってもらうにはどうしたら良いか。
具体例で証明するしかありません。面接などでもこの点は心がけたいものです。

「多くのことを行いました」「いろいろなことに触れました」「様々な人に会いました」
というようなアピールは、あなたがわかっていても読んだ相手は
「じゃぁ何をどうやったんだ?こいつらしさが読み取れないんだが・・・」
と悩んでしまいます。

悩んだら「×」をつけられても文句は言えません。ですから具体例を書き込むのです。

どのようなアルバイトをしたのか、どのような成果を収めたのか。どのような行動を心がけたのか・・・
そういった具体例があなたらしさを読み取らせるポイントになってきます。

そうは言っても、就活を始めたばかりの学生は、よくこのようなエントリーシートを書いてきます。

===================================

<ESの悪い例>

「私の強みはリーダーシップがあることです。予備校のアルバイトで3年間リーダーを務め、
15人の学生アルバイトを束ね、200人の生徒を一手に引き受け志望校合格につなげました。
ゼミは2つ掛け持ち、研究所の広報誌を作成する部門長です。
また、青少年育成ボランティアの学生代表を務めています。
また、日韓W杯では、外国人記者のサポートを行いました。
このようにリーダーシップでは誰にも負けません。」

===================================

ちなみに、これは私が学生時代に書いたESを思い出しながら妄想でつくってみたものです。
一見すると具体例が豊富のように見えますね。

しかしこれは、実績面においてのみ、具体的であるにすぎないのです。
ひとつひとつについては何も語られていない。事実の羅列にすぎないんです。

実績は十人十色で、人事も真新しさはあると思います。
しかし、やっていることがバラバラだからこそ、実績の具体性は当然のことなのです。

しかも、リーダーシップを語っているのに、たくさんのことをこなしたことをアピールしようと
W杯のネタが入っていますが、これはリーダーでもなんでもない事柄です。
列挙しすぎて、本来のアピールを忘れてすらいる駄作です。

こんなESを提出されては、たとえ面接に進んだとしても、
面接官は「何から聞いたら良いのだろう」と思い悩み、しかもたくさんありすぎるから
どれも中途半端に聞いただけで終わってしまいます。そうなると、自ずと評価は低くなります。

【3】心の動きなどを文字にしよう

ここまでの話でもわかるでしょうが、「~~しました、□□で@@@@@に取り組みました」と言うだけなら、
誰でも書くのです。就活対策を少しでもやったことのある学生であれば、当然のようにできることです。

しかし、それだけでは差がつきません。

そこで重要なのが、あなたはどんな行動をする人なのか、どんな考えを持つ人なのか、
そういう点が理解できるようなESにすることです。

どう考えたかということには、自分らしさや行動特性が象徴されることが多いのです。

こうした事柄を書き込もうとすれば、自己分析をしなければいけないのは明白ですね。
「あの時、どんなことを考えて行動したのかな」「あの時、なぜこういう行動をとったのだろう」。

これまでの自分の行動が裏付けられるような思いがないか、探してみましょう。
また、こうした心の動きをきちんと書くことができれば、
ありふれた経験でも自分らしさを売り込む内容を書き上げることが可能です。

それでは、書いてみよう

では、実際に書き上げるとどうなるか、先ほどの<悪い例>をもとに考えてみましょう。

そもそも、リーダーシップうんぬんを語るES自体が評価が低くなりがちではありますが、
このESを良くするとすれば、「どのようなタイプのリーダーなのか」をわからせるように書くのです。

戦国時代でいえば、信長・秀吉・家康のいずれもれっきとしたリーダーです。
ワンマン型か、調整型か、それを書くだけでも読み手の理解はぐんと良くなるはずです。

<“悪い例”を手直ししたもの>

「様々な意見を調整してより良い結論を見いだすことが強みです(※1)。

予備校のアルバイトでは、15人の学生を束ね、200人の高校生を指導しました。
アルバイトそれぞれの勉強法に違いがあり、生徒の目の前で他の学生の指導法を
批判する学生が出てしまいました(※2)。

私は、双方の主張を仕事の後でじっくり聞き、いずれの方法も最大の目標である
“生徒の満足”につながると感じたのです(※3)。

そこで、様々な英語勉強法を3人で紹介しあう座談会を開きました。
高校生にとっても、自分に合ったアドバイザーを探す良い機会となり、
いまではこの予備校の名物イベントとなっています(※4)。

この経験から、頭ごなしにトラブルを解決するのではなく、
互いの良さを引き出してより良いものを作ろうと心がけています。」

※1:リーダーシップというありふれた言葉を避けてみました。
※2:具体的なトラブルにどう対処したかを書くことで、
   読み手がこの学生が仕事をどう遂行するかイメージできるように変えました。
※3:目標を意識した行動、調整のしかたがわかるように書き加えた点です。
※4:結果が書いていなかったので、結果も書きました。「この経験から、・・・」の文章も同じです。

これなら、普通の会社の1次選考なら通過するでしょう
(もちろん、指摘したい点はたくさんありますが、当初に比べればマシという意味です)。

具体例と聞くと、数字や役職を書けば良いのだと勘違いする学生もいますが、
それは具体例とは呼びません。むしろ、アピールにつながるミソとなる話こそ、具体例になるのです。

最低限の書き方に注意するだけで、ESはグンと良くなります。
ただ、自分で書いているだけでは、自分の欠点に気づきにくいものです。

友人、両親、OBOG・・・自分に一生懸命に接してくれる人ほど、あなたの良さに気づいています。
そういう人のアドバイスを素直に受け入れ、より良いESを目指しましょう。

就活ゼミとは?

「就活ゼミ」は、主に大学生の就職活動を支援しようと、
2002年に慶應義塾大学の学生5人で結成された団体です。

ESがまともに書けない…、面接で連敗している…、地方大学でうまく活動できない…、
マスコミや商社にいきたいけど…そんな悩みを抱えた学生に向き合ってきました。

中途半端な就職活動、妥協してしまう就職活動にさよならを告げ、
自分の未来を真剣に見つめ、高みを目指すためにこの場を活用してください。
「就活ゼミ」では、とことん支援しています。

過去コラムはこちら。
https://swot.jp/shinsotsu/

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