選ばれた学生だけが参加できる内定直結イベント「逆求人フェスティバル」とは?
「逆求人」と呼ばれるタイプの就活イベントがあるようです。これはどのようなイベントなんですか?
逆求人というのは、学生が企業の話を訊きに行くのではなく、企業が学生の話を訊きに来るという特殊なタイプの就活イベントです。
「ジースタイラス」という企業の前身が2000年頃に開催したのが始まりで、その後は法人化されたジースタイラスを含む様々な就活支援会社がこの形式を開催するようになりました。
企業ではなく学生がブースを構えるため、「合同企業説明会の逆バージョン」とよく表現されています。
厳密には誤用かもしれないのですが、スカウト型・オファー型の就活サイトを「逆求人形式の就活サイト」と呼ぶこともあるようです。
ですので「逆求人型の就活サービス」と言った場合、イベントとウェブサービスどちらの可能性もあります。
※「逆求人フェスティバル」というイベント名はジースタイラスに商標登録されているため、逆求人フェスティバルと書かれた場合 厳密にはジースタイラス運営のイベントを指します。
逆求人イベントに参加するメリットは?
イベント型の場合、参加者にはどんなメリットがあるんでしょうか?
一般的には下記のようなメリットがあると言われています。
①選考時のプロセスが短くなるケースがある。
(1次試験や2次試験はカット、など)
②入社後の配属先が異なるケースもある。
(新規事業企画室など特定部門での採用や、特定職種での採用など)
③役員・社長が参加することも多く、経営層と直接話ができる。
④他の就活イベントと比較して、社会人とじっくり話ができることが多い。
(自己PRなどに対してフィードバックをもらう機会にもなる)
傾向として、ベンチャー・スタートアップ企業の参加が多いようですが、職種によっては大企業が参加されることもあります。
特定の部署だけ「トガッた人材がほしい」という需要から、ナビサイトでの採用とは別に動いている企業もいらっしゃいますね。
今まで大手の主催する合同企業説明会に参加した方は、
「聞いてるだけじゃ物足りない。」
「自分の聞きたい話を聞かせて欲しい。」
「自分の話も聞いてほしい。」
「もっと内定につながることをしたい。。」
そんなふうに思ったこともあったかもしれません。
そんな方に、逆求人への参加をオススメします。
企業の経営者や人事担当と直接話をすることで面接の対策にもなり、
場合によっては内定に直結することも少なくありません。
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【逆求人フェスティバルの参加学生例】
・パターン1:夢があり、成長意欲が強い
→ベンチャー/大企業問わず、成長意欲の強い学生が多く参加しています。
・パターン2:ベンチャー企業に興味がある
→参加企業としてベンチャー企業やメガベンチャー、あるいは大企業であってもベンチャー思考の強い学生を求めている企業が参加される事が多いです。
・パターン3:WEB/IT関連の仕事に興味がある
→開発/研究などの経験をアピールして、自分にマッチする企業を探す企画も実施されています。
・パターン4:就活に向けて面接/プレゼンテーションの場数を踏みたい
→企業担当者に向けてプレゼン・対話する形式であり、そのためのサポートもあります。
【 STEP1 】事前面談
逆求人フェスティバルに参加するための、事前選考会(面談)です。
選考委員との面談で、あなたのキャリアビジョンをアピールしてください。
日時: 応相談
選考基準: チャレンジ精神とビジネス志向
【 STEP2 】イベント本番
企業の経営者や人事担当者に、思う存分、あなた自身と、あなたのキャリアビジョンについてアピールしてください。
お互いが十分に納得できれば、その場で内定が出されることもあります。
参加学生の声
普通の説明会とは違い、我々就活生にプレゼンテーションする機会を頂き、また、それを企業の方に本気でフィードバックして頂ける。
こんな機会は、逆求人以外にはないと思います。
30分間、企業の方と真剣にお話することで、他の説明会ではわからないような、その企業の方のお人柄まで感じることができました。
そうして今回、私が出会えた方々も、就職する、しない関係なく、ずっとお付き合いさせて頂きたいと思えるような、そんな方々ばかりでした。
こうした沢山の出会いを、自分の就職活動に最大限に活かしていきたいと思います。
しかし、イベントに参加したある企業のオーナーから、「それは求人活動、夢や目標を叶えられる場所を探すのが就職活動」だと教えられました。
企業に合わせた志望動機や見えない実務部分の無理な想像はいらない、自分の想いを本気でぶつけて企業の方から様々な助言を頂ける、すなわち、求職活動ではなく就職活動ができる、それがこのイベントでした。
情熱的で独特の切り口から社会を見る参加企業の方々のお話は、勉強になるだけではなく、強く心を動かされるものであり、様々な対話を通して自身の夢や目標が洗練されていくのを実感しました。
「こんな時代だからこそ、自分の最後の砦としての夢や目標を大切に守って就職活動をしたい……」今はそう考えています。
元々、ベンチャーの実態がよくわからず、興味はありませんでした。ただ、就活の、学生が選ばれに行く、という基本スタイルに疑問を持っていて、会社を動かす要である人材にこそ、経営者が直接接するべきだと思っていました。最初は、学生の身で経営者レベルの人達と話すことが不安でした。しかし、若くして起業した方ばかりだったからか、皆さん気さくで、学生側と企業側の壁を感じることなく話すことができました。30分間はとても短く、ほとんどお互い話し足りずに終わってしまいました。しかし、それほど充実した時間でした。大企業では、自分は大勢の中の一人として見られますが、逆求人で出会った企業は、私自身と向かい合おうとして下さり、お互いが真剣になれる場でした。
沢山の素晴らしい出会いと新たな自分を発掘することができ、感謝しています。
日本の中小企業の数は約430万社と言われており、私たちが就職活動を頑張ったとしても、出会える企業は限られています。そんな中でも「沢山の魅力的な企業に出会いたい!」企業もまた学生に対して同じ想いです。このイベントはその相互の想いがマッチング出来る貴重な場です。特に今回の「プレミアム逆求人」ではその名にふさわしく、企業・学生共に意識が高い人々ばかりでした。短い時間の中で、あれ程密なお話を出来る機会はなかなかないありません。
将来絶対、企業側として参加したいと思います!
1つ目はアウトプットのチャンス。就職活動ほど色んな方が私達学生の話を聞いてくれる機会はないと思いますがその中でも逆求人は一日に最大10人の人生の先輩に思いの丈をぶつけることができます。時間にして約5時間。大変なエネルギーを使いますが、私は最後まで真剣にアウトプットし続けることで自分の夢や人となりについてのぼやけた部分が明確になりさらに突き詰めるきっかけになりました。2つ目は出会い。逆求人に参加する学生は皆自分の目標に対して貪欲です。彼らから本当にいい刺激をもらい、ずっと付き合っていきたいと思える仲間です。この貴重な経験を与えてくれたジースタイラスとの出会いに感謝しています。
逆求人イベントの開催事例
逆求人イベントの老舗である「逆求人フェスティバル」は、現在IT業界向けになっています。
IT業界志望、特にエンジニアになりたい方で、メガベンチャーの選考優遇を受けたい方にはこちらがオススメです。
就活生全体をターゲットにしている逆求人イベントとしては、ミーツカンパニーなどが有名です。こちらはジースタイラスのような1on1形式ではないのですが職種不問で、1日で複数社の経営者・人事と接点を持つことができます。
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