自己PR作成のヒント~STAGEの法則~【就活ゼミコラム】

本コラムは、仕事の傍ら、社会人有志メンバーで大学生の就活支援を
行なっていらっしゃる「就活ゼミ」さんから寄稿いただきました。
就活ゼミさんからのその他の寄稿記事は、こちらからお読みください。
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目次
STAGEの法則で自己PRを書く
自己PRなどを書くときの文章構成の方法として、ひとつ提案します。
これがすべてに通じる奥義ではないし、参考までにという感じで見ていただければと思います。
STAGEの法則とは
リンク・アンド・モチベーションの小笹芳央社長が、著書『いる社員いらない社員』の中で、
効果的なプレゼン構成を作る手段として「STAGEの法則」というのを紹介していました。
STAGEとは、
T:trouble
A:action
G:goal
E:epilogue
の頭文字です。
この順序で話すと、伝わるプレゼンができるのだということです。
「STAGE」を就活に生かす
これは、就活のESを書き上げるとき、書くべき要素を網羅的に確認しながら仕上げるのに役立つと思いました。
おそらくESにすべて盛り込むことはできませんが、それでもしっかりと振り返っておけば、
面接などで何を聞かれるのか想定する際にも役立ちます。
以下のように、5つの大項目に細かい質問をつけて整理すると、自己PR作成時に少しは楽になると思います。
1.Situationの整理
・一言でいうと、どんな場面?
・期間、場所は?
・自分の役割・立場は?
・経験年数など補足事項
・なぜそれを行ったの?
2.Troubleの整理
・最大の課題、修羅場は何か?
・なぜ、それが課題だったのか?
・組織が抱えていた課題は?
・自分自身に課せられた課題は?
3.Actionの整理
・課題解決策は?
・なぜ、その策を講じたのか?思いつき?
・そのときの自分の役割は?
・特に自分ががんばったことは?
4.Goalの整理
・最大の成果は何?
・組織に変化・効果はあったか?
・周囲の自分に対する評価は?
5.Epilogueの整理
・この経験で自分が学んだことは?
・この経験で自分が得た強みは?
・その経験は、社会人になってどう転用しうる?
・その強みをどういかし、どんな人になる?
留意点

この方法は、何らかの課題解決をした経験や、修羅場をくぐった経験を話すときには使いやすいです。
しかし、そうでない自己PRを書く際には、「T」の部分に工夫が必要となりそうです。
ご参考まで。

その他にも、自己PRの作り方についての記事をこちらのページで紹介しています。あわせてチェックしてみて下さい。
就活ゼミとは?
「就活ゼミ」は、主に大学生の就職活動を支援しようと、
2002年に慶應義塾大学の学生5人で結成された団体です。
ESがまともに書けない…、面接で連敗している…、地方大学でうまく活動できない…、
マスコミや商社にいきたいけど…そんな悩みを抱えた学生に向き合ってきました。
中途半端な就職活動、妥協してしまう就職活動にさよならを告げ、
自分の未来を真剣に見つめ、高みを目指すためにこの場を活用してください。
「就活ゼミ」では、とことん支援しています。
過去コラムはこちら。
https://swot.jp/shinsotsu/
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