就活会議の「0円求人」ってどんなサービス?
就活生向け口コミサイトの「就活会議」が新しいサービスをリリースしていたのでチェックしてみました。
ちなみに就活会議は2015年に株式会社リブセンスが開発したサイトでしたが、2020年3月にポート株式会社に15億円で売却されています。
0円求人はどんなサービス?
0円求人は、その名の通り0円で求人が掲載できる新卒採用支援サービスですね。求人の掲載や応募管理などができるようです。
エン・ジャパンが提供する「engage」や、リクルートのグループ会社が提供する「Indeed」などがイメージとしては近いですね。あとは「エキテン」でも似たようなサービスがあります。
採用市場全体で見れば新規性のあるサービスではないものの、新卒採用に特化したのは珍しいかもしれません。
0円求人はどうやって収益化されるのか
掲載が0円で、成果報酬が必要になる採用サービスは多いですが、成果報酬も0円だと何で儲けるんでしょう?
オプションサービスで儲ける方針のようですね。載せるだけなら無料だけど、そのサイトの中で目立たせたり、ユーザーにDM・スカウトを送ったりするためには費用が必要になるというパターンです。
あくまで一般論として書きますが、(人事目線で見て)この手のサービスの使い方は大きく2つに分かれると思います。
1.採用管理ツール・採用広報ツールとして使用し、採用母集団の形成は自社でがんばる
2.サイト内広告やスカウトも積極的に使用し、広告媒体として使用する
前者の場合は無料で活用できる余地もありますが、無料で学生の認知を得るのはやはり困難でしょう。
仮に「無料でも学生のエントリーが来る」という評判が立てば、それを聞いた他の企業も参入してくるので結局無料利用の企業は埋もれていくことになります。Indeedもそんな感じでしたし、結果的に広告単価は高騰していますね。
管理ツールとしての利便性については実際に使ってみないとわかりませんが、集客ツールとしては(0円では)過度な期待は禁物ということですね。
就活会議に登録している学生としては、何か気をつける事はありますか?
現時点では特にないと思いますが、スカウトやDMなどは今までより増えると思いますのでもしそれが嫌な場合は届くメールのフォルダ分けなどをしておきましょう…という程度ですかね。
0円求人をスタートする前からある程度は企業からの情報が届いたりしていた媒体なので、学生目線では大幅な変更ではないと思います。
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