【人物紹介・自己PR】新卒/自分を表すフレーズやキャッチコピーの作り方

たった一言、たった一文の自分を表すフレーズやキャッチコピー。
短い単語であるからこそ、頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は自分を表す一言フレーズやキャッチコピーの簡単な作り方についてご紹介したいと思います。
【どうすればいいのか?】

さて結論から書きます。「自分の長所を見つけ、そこから連想できる事を表現する」のです。
でもやってみるとこれが恐ろしく難しい。
自分の短所ならたくさん出てきても、長所は考えれば考える程わからなくなっていきますよね。
それはあなたが謙虚な証拠かもしれませんが、そのままではESはおろか面接にも進めません。

「自己分析をある程度やってきているはずなのに、自分の長所がわからない」という方にオススメしたいのが「他己分析」です。
この後、他己分析の方法について紹介していきます。
【他己分析で自分の長所を見つける方法】
手っ取り早い他己分析の方法としては、
まず自分をよく知る友人や親しい人、先生などにお願いするのが良いでしょう。
相手に「あなたからみて私の長所はどこだと思うか?」を質問してみて下さい。
そこで指摘してもらった「他人からみた自分の長所」をメモし、できれば理由や事例(エピソード)もあわせて教えてもらいます。
それを読んでみて自分の考えていた長所と同じ部分・違う部分をリストアップし、ご自身で一番納得できるものを選びます。
自分の納得できる長所+エピソードを見つけることができたら、次は自分を表す一言フレーズやキャッチコピーを作るのみです。
短所については親しい相手であればあるほど指摘しづらいことが多いですが、
「長所のついで」であれば聞きやすくなるので、気軽に言ってみてほしいと教えてもらうと良いかと思います。
【自分を表す一言フレーズやキャッチコピーの作り方】
長所+エピソードを元に、まずは比喩表現や単語を作っていきます。
注意すべきことは、初めから完璧を求めないこと。
最初は「私の長所って◎◎に似ているな」といったぼんやりしたもので構いません。
おすすめしたい方法としては「もし長所がちょっと長い文章だった場合、ある程度の要素を文節に区切って考えてみる」ということです。
例えば「好奇心が強く、なんでもすぐに習得し実行に移すことができること」を自分の長所だと思ったとします。
この場合「好奇心が強い/なんでもすぐに習得する/実行に移すことができる」という3要素にわけてみましょう。
(別に正解はないため、2要素でも4要素でも、ご自身のやりやすいようにして構いません。)
これを元にどう表現するか(キャッチフレーズ)を考えていきます。
では、【好奇心が強い】ということからどんな事が連想できますでしょうか?
好奇心が強いとは「自身の知らないことや新しいことに強く心をひかれる」こと。
あなたはどんなことを思いつきますか?
「小さな子供?発明家や科学者…?そういえばエジソンやアインシュタインはとても好奇心が強かったというエピソードがありますね。
分解した要素から連想できるものを、なんでも良いので書き出してみましょう。
次に【なんでもすぐに習得する】ものはなんでしょう?
言い換えるとなんでもすぐに吸収するってことですね。文字ではなく映像やイメージで想像してみてください。
なにかを吸収するモノ…ティッシュはすぐに破れてしまいますし、
月並みなところではタオル、スポンジ・綿といったところでしょうか。
最後の【実行に移すことができる】。
すぐ実行に移すことができるということは、
行動が早い、即断即決、即戦力などのキーワードで言い換えられそうです。

今回の場合、ご自身のエピソードという前提がないのでここまでの思考をちょっと乱暴にでも良いので、まとめてみましょう。
子供のように好奇心が強く、スポンジのように何でも吸収し、すぐに実行に移します。
最初は無理やりでも、そこからブラッシュアップしていけば良いのです。

いちばん大切なのは「なんでもいいから、とにかく形にする」ということ。
とにかく一度は形にし、たくさんバリエーションを作ってみて下さい。
同じキャッチフレーズでも、頭の中でふわっとしたまま置いておくのと、何かに書き出して見るのとでは印象が変わってきます。
声に出して言ってみたり、紙に書き出してみると
「意外にしっくり来るな…」
もしくは
「やっぱり表現に違和感がある…」
と少し客観的になって考える事ができます。

最後に、大切なことを1つ。
いくつかバリエーションができたら、他己分析に協力してくれた人に見せて感想やアドバイスを求めてみましょう。
最初はとても恥ずかしいかとは思いますが、自身の言葉に他人の視点が加わることでそこに客観性が生まれます。
まずは恥を恐れず、親しい人や先生に他己分析そして「自分を表す一言フレーズやキャッチコピーの添削」お願いすることから始めてみて下さい。
自分だけでは気づくことのできなかった新しい表現、新しい言葉に巡り会えるはずです。
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