メガバンクの求める人物像(ターゲット学生)が変わっているってホント?
採用方針が変わり、メガバンクの内定者層も変わっているようです。
>従来は5割程度が他メガ銀行との取り合いだったが、今年の内々定段階では金融機関との競合は約37%に減少。その分、リクルートホールディングスやトヨタ自動車など非金融分野との掛け持ちが目立った https://t.co/IcICbzEcl9— 就職ナビを使わない就職活動 (@recruit21) 2018年10月1日

メガバンクといえば、2019卒採用の時に新卒採用縮小をすることが発表されました。
みずほFGなどはそれまでの約半分の採用数になっています。

AI技術の普及により、金融業界自体が大きく変わっていきますからね。
少ない人員でいかに利益を上げていくか、を考えるなら当然の動きだと言えるでしょう。
むしろこれまでの銀行という組織に無駄が多すぎたんではないかと思います。

特に一般職の採用は大きく減ったようで、一般職志望としては不安です。

先程の記事にも書いてある通り、採用数だけでなく求める人材像が大きく変わっていますからね。
19卒採用でメガバンクが一般職採用を7割減少させたため、一般職志望の多い女子就活生の内定が前年より平均して遅くなっていたというデータもあったようです。

今メガバンクが求めている人材ってどんな人材なんでしょうか?

たとえば、みずほフィナンシャルグループの2018年の採用スローガンは「みずほらしくない人に会いたい」でした。
その結果、前述の記事のように「リクルートホールディングスやトヨタ自動車など非金融分野との掛け持ちが目立った」という結果につながっています。

みずほFGの人事の方のインタビューによると、従来は、「協調性・人あたり、統率力、課題解決、状況適応力」などの資質が高い社員が多かったようです。
逆に低かったのが「創造的思考力、変化志向」だったとか。
そういった事も一因だと思うのですが、正直なところ「メガバンクはソルジャー採用のイメージが強い」と敬遠する学生もいました。
高学歴層の学生は特にそうですね。
採用枠を減らすと公表されてから、その風潮が少し変わってきているのは感じます。
「採用人数も変わるし、中の人間の仕事も変わる。これから面白いことができそう」というイメージですね。
それが正しいかどうかはまだわかりませんが、変化しそうな業界だから面白いと感じる学生がいることは事実。
BusinessINSIDER JAPANのインタビューによると、19卒年度の採用で意識されているのは下記の通り。
・「創造的思考力」「データへの関心が高い」「変化志向」など、従来の行員とは違ったタイプを採用する。
・デジタル、サイエンス、テクノロジーに強い人材を、理系の研究室などにアプローチして割合を増したい。
・グローバル人材を増やす。

従来のメガバンクの仕事に興味を持っていた方には厳しい現状かもしれませんね。
一方で、メガバンクに入って新しい事をしたいと考えている方にとっては、メガバンク自体が旧態依然とした体質から脱することができるかどうか未知数ですので、ある意味リスクのある選択となりそうです。

メガバンクを蹴ってリクルートなど異業種の内定を受諾する…という学生はそういったリスクを考慮していることが多いのでしょうね。
大きな組織の中で活躍できるかどうかは性格次第で大きく変わってきますからね。
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