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損害保険会社の事務の仕事内容、やりがい、そして苦労とは?


損保事務

今回は損保…損害保険会社における「事務」の仕事内容についての記事です。

損害保険は、加入者から保険料をいただいて自然災害や事故などで生じた損害を補償します。

損害保険は「ノンマリン分野」と「マリン分野」に大別することができ、ノンマリン分野では自動車保険や火災保険などが主な商品ですね。
マリン分野では貨物保険や船舶保険などがあります。

ノンマリン分野は個人・法人の両方、マリン分野は主に法人が顧客になります。

マリン分野もあるから東京「海上」とか三井住友「海上」と社名に入っているんですね。

東京海上日動火災保険(東京海上ホールディングス)、損害保険ジャパン日本興亜(SOMPOホールディングス)、三井住友海上火災保険(MS&ADインシュアランスグループホールディングス)、あいおいニッセイ同和損害保険(MS&ADインシュアランスグループホールディングス)などが大手ですね。(※2018年3月時点)

業界再編が激しく、合併で社名が長くなってしまう事も多いので正確な社名を覚えるのが結構大変かもしれません。

保険の会社といえば生命保険の会社もありますが、損害保険の会社が生命保険を扱うことはできないんでしょうか?

保険業法の中で「生命保険業免許」と「損害保険業免許」は別になっており、1つの会社が両方の免許を取ることはできません。

ただ、同じグループ内に損害保険会社と生命保険会社を両方持っていることはありますね。
例えば東京海上ホールディングスには「東京海上日動あんしん生命」、SOMPOホールディングスには「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険」、MS&ADインシュアランスグループホールディングスには「三井住友海上あいおい生命保険」という生命保険会社があります。

また、「保険代理店」が生命保険と損害保険を両方取り扱う事は問題ありません。

社名長いです…覚えきれない…(ヽ´ω`)

同じ保険業界でも、損害保険会社と生命保険会社、保険会社と保険代理店とでは性格が異なりますので、違いについてよく研究してください。

…ということで実際に働いている方へのインタビューです。

1. あなたの職種と仕事内容をお教え下さい。

損害保険会社の事務担当です。
代理店さんが手続きされた保険の申込内容をパソコンに登録する作業(計上)をメインに、保険料の計算、代理店さんからの保険の商品内容に関するお問合せ、お客様からのお問合せ、代理店さん向け勉強会の開催等の業務を行っています。

基本は事務所でお仕事をしますが、前述の通り代理店さん向けに勉強会を行う時は外出して人前で1~2時間程話すことがあります。1人で複数の代理店さんを担当するので、1日に何人もの人と電話や対面で話をします。人付き合いが苦手な方には辛い仕事かもしれません。

自動車事故等の事故受付は別の部署が担当していますので、事故の交渉や手続き等に関ることはありませんが、時には連携して「保険を使ったらいくら保険料があがるか」のお話をします。

2. その仕事では、どのような相手が顧客となるのでしょうか?

メインの顧客は、保険を販売されている代理店さんです。

代理店さんとひと口に言っても、プロの保険代理店、ディーラー、不動産業者、生命保険の営業マン、銀行員等様々な販売タイプがあり、所属する部署によってどの代理店さん担当になるかが変わって来ます。(地方都市では全て担当するが、都心部では専門性を高めるために部署を分けて担当します)

事務担当は代理店さんが分からない・あるいは自信がない事務作業に関する問い合わせを受けた際に、回答を行います。代理店さんから頂いた書類に不備があった場合は、訂正のうえ再提出をお願いすることもあります。

とはいえ代理店さんが抱えていらっしゃるお客様も顧客です。場合によっては、代理店さんの代わりにお客様に保険の書類をお送りしたり、窓口で解約や変更手続き等を受けたまわることもあります。

3. なぜその仕事に就きたいと思われたのですか?

大学生の時に「保険論」を勉強するゼミに所属しており、もともと保険には興味を持っていました。大学3年生の企業説明会に参加した時に、同業他社は会社の説明や先輩社員の話が多かったのに、自分の勤めていた会社は自社が販売した天候デリバティブという商品(綺麗な景色が見れるということで人気の宿の話。

晴れたら景色を楽しめるが、雨が降ったら景色を楽しめない。そんな雨の日のお客様に何かサービスができないかということで、保険をうまく利用して雨の日には景色の代わりに特産品の伊勢海老を楽しんでもらえるようにした)について説明をし、それが面白かったので、この会社で働きたいと思いました。

4. その仕事を行う上で、どのようなスキルが必要とされますか?また、そのスキルはどのようにして身につけられましたか?

相手の話をひたすら聞くスキルです。
お客様、代理店さんの中にはクレームで電話をかけてくる方もいらっしゃいます。

会社側の誤りでお客様にご迷惑をおかけしてしまったら謝るしかないのですが、お客様の勘違いや一方的な押し付けをされてくる方もいるので、そのような場合は怒りかえしたりせず、また泣き出すこともせず、ただひたすら「はい」「そうですね」「でもできないんです」と返して行くしかありません。

保険は難しいところがありますし、決められたルールの下運用されているものですから、お客様のご希望を全て叶えて差し上げるということはできません。なので、怒りの矛先を自分に向けて頂いて、なんとか怒りを沈めていただくようにするしかありません。

そのためにも、口答えしたいのを我慢してやり過ごすことが必要です。このスキル、決して特別なものではありませんので、勤務して2~3年経てば自然と身につきます。

5. その仕事をやっていて、大変なこと、苦労するのはどんな事でしょうか?

マニュアルを見ても、保険用語が並べてあるので、まず最初に保険用語を覚えることが大前提です。

バウチャー=保険料照合表、スリップ=領収証、保険料=お客様が支払うお金、保険金=事故のお客様に保険会社が支払うお金等、研修で教えてくれますが、実際に現場に入ってみないとなかなか身につくものではありません。しかし、誤って理解をしてしまうとマニュアルを読み違えることになる、あるいは読んでも意味が分からないといった事態に陥ります。

また、保険は数年に1度のペースで商品の内容が少し変わります。経験を重ねれば重ねるほど、商品の内容がごちゃごちゃになってきてしまうので、「前の商品は補償されたけど、新しい商品って補償されるっけ?」とマニュアルを読み返すことになります。

保険会社の社員はいつでもマニュアルと保険約款(保険の補償する・補償しないが細かく書かれているもの)を手に持ちながら仕事をしています。
何年経っても勉強させられることが大変です。

6. その仕事をやっていて良かったと思う時はどんな時でしょうか?やりがいを感じられるポイントをお教え下さい。

まず待遇面ですが、金融機関だけあって、給料と福利厚生が良いことです。月の給料は20万前後ですが、夏のボーナスで約40万円、冬のボーナスで約60万円貰えます。

3年目以降の女子なら大体この水準でお金が貰えますので、昇進するともっと稼ぐことが可能です。また、年に2回必ず5連休を取得しなければならないので、休みを利用して海外にプチ留学したり、家族サービスをしたりと、メリハリをつけることができます。

仕事面では、代理店さんからの信頼を得たときにやりがいを感じられます。代理店さんから「この間の件、対応してくれてありがとう」「おかげで契約決まったよ」「いつも頑張っているね」と声をかけていただけると、やってて良かったなあと思います。

正直電話はガンガンなるし、書類もたくさんあるし、仕事時間中は余裕なんてないのですが、それでも投げ出さずに対応していると良いことがあるんだなあと実感できる瞬間です。

7. この仕事に興味を持っている学生に、メッセージをお願い致します。

保険会社は機械化とパート従業員さんの雇用拡大によって、事務を行う社員の人数が減ってきています。女性であっても営業職に就く事が多いです。

しかし、代理店さんが意外と理解していないのは事務作業です。よって、事務作業を理解している社員と言うのは会社内外から非常に重宝されます。

悔しいこと、辛いこと、たくさんありますが、それはどの職業も同じです。
大事なのは人との関りです。
人と関わることが好きな人には、是非向いている職業だと思います。

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