テストセンターの成績、使い回しはアリかナシか?テストセンター受検体験談
今回は、山口大学卒の社会人の先輩より、テストセンターの受検体験談をお伺いしました。
言語問題・非言語問題・適性検査の対策や、複数企業でテストセンターを利用している場合の成績の使い回しについてなど、意見とアドバイスを伺いました。
テストセンター受検の流れ
私の場合は保険業界や金融業界を中心に就職活動を行っていたのですが、
大手と呼ばれる会社から中小企業と呼ばれる会社まで、幅広くテストセンターを採用している企業がありました。
受験の流れとしては、まずテストセンターを採用している企業からテストセンター受験の案内メールが届きます。
そのメールからインターネットを利用してテストセンター受験の申し込み予約を行います。
テストセンターは日本全国で受験が可能ですので、自宅から最寄りの会場を選択すると良いでしょう。
その後は予約した日付・時間に会場へ行き、テストを受けることとなります。
テストの結果は自分の元には届かず、企業の方に直接送られることとなります。
「能力検査(言語問題)」について
言語問題の試験は日本語に関する問題や漢字に関する問題が出題されます。
問題は選択形式で、特別なひっかけ問題や頭を捻らなければならないような問題は出題されないと言っても差し支えはないでしょう。
[hide]試験時間が限られていますので、時間配分を意識して、わからない問題には時間をかけずに、場合によってはスキップすることも重要となります。
初見でいきなり高得点を取得することは難しいと考えられるので、市販のテストセンター対策の参考書で対策をしておくのがおすすめです。
対策本で試験の出題形式や問題の傾向を読み取ることが出来るので、最低でも1冊は対策本を購入して問題をやりこむことをおすすめします。
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「能力検査(非言語問題)」について
対策をせずにいきなり試験に臨む場合、時間が足りなくなってしまう可能性が高くなりますので、必ず市販の対策本などで対策をしておくようにしましょう。
非言語問題の場合、時間との戦いであると言っても過言ではありません。
対策本で問題を繰り返し説いて傾向と対策をしっかりと頭に入れておきましょう。
反射神経で解くことのできる問題を増やすことがハイスコア取得のための重要なポイントとなります。
一つの問題に時間をかけすぎてしまうとタイムオーバーとなってしまいますので、ペース配分に留意しましょう。
文系の学生で数学に苦手意識のある人は、早い時期から少しずつ対策をして苦手意識を減らしましょう。
適性診断について
適性診断は一種の性格診断のようなものとなります。
あまり深く考えずに、自分のありのままを表現することが基本となります。
ただしネガティブな回答ばかりしていると暗い性格だと判断されてしまう可能性があります。強いストレス耐性や体力が求められるような企業であれば、自分が強い人間であることを分かってもらえるように意識して回答するように心がけましょう。
適性診断ははっきりとした点数表示はされません。企業によっては適性診断結果については考慮をしていないという場合もあるのです。
難しく考えすぎずに素直な気持ちになって答えると良いでしょう。
回答漏れにだけはしっかりと注意をしておきましょう。
複数の企業でテストセンターを課された時、成績は使い回しされましたか?
私は試験結果の使いまわしをしました。
最初に受験した企業が比較的高いスコアを要求する企業でしたので、その企業で落とされることが無ければ、他の企業に使いまわしをしても落とされることはないだろうと考えたためです。
実際に最初に受験した企業を含めて、テストセンターの結果を使いまわした企業すべてに審査に通過することが出来ました。
もしも最初に受験をした企業で落とされていたらテストセンターの結果の使いまわしはしなかっただろうと思います。
自分の納得のいく出来だった場合や、ある程度自分で自分のスコアを予想が出来る場合には、いちいち受験せずに、受験結果を使いまわすのも有効な手段だと言えるでしょう。
テストセンター受験に不安を持っている学生に向けて、アドバイス・メッセージをお願い致します。
テストセンターはしっかりと試験対策をして臨めば決して難しい試験ではありません。
センター試験を乗り越えた人であれば、基礎学力は備わっていますので、少し対策をすることで企業の求めるスコアを取得することも難しくはないでしょう。
テストセンターは試験結果の使いまわしもできるので、一度よい結果を出してしまえばあとは試験を受けなくても良いというメリットがあります。ぜひ使いまわしを有効に活用しましょう。
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