財務分析、知識の習得のためには簿記の取得も視野に?
就活時に役立つ?「財務分析」に必要な力とは?
財務分析を行うためには、簿記に関する知識をしっかりと身につけておかなければなりません。
企業において、会計や財務に携わる場合、貸借対照表・損益計算書といった財務諸表を正しく読むことが必要不可欠です。
そのためには、基本的な取引に関する仕訳を確実に行う必要があるのです。簿記に関する知識は、単なる暗記をするのではなく、流れに沿って理解していくようにすることが大切です。
更に噛み砕いていうと、企業の儲けを表している、「損益計算書」を読み解く知識をつけること。
そして、企業の資産や株主との関係性を表している「貸借対照表」を読み解く知識をつけることです。
そのためには、まず、この二つの表、つまり「損益計算書」と「貸借対照表」に示してある、
科目の名前を記憶し、意味を十分に理解することです。
知識の習得のためには簿記の取得も視野に?
科目名を記憶し意味を十分に理解するためには、まずは簿記の知識をつけるほかないでしょう。
簿記の資格をまず初めにとってみることをお勧めします。
資格が取れる、取れないにかかわらず、簿記の貸借、お金の出入りはどんなふうに伝票として記載されるのか、
これを学習することから、全てが始まるのだと考えます。
簿記の3級程度であれば、独学でも、何度もやっていくうちに理解ができるようになるのでお勧めです。
ちょっとした空き時間でも、時間を見つけて、実際に手を動かして(紙に書いて)仕訳を切っていくうちに、
お金の出入りは貸借のどちらにくるかがわかるし、
様々な科目がありますが、その性格(発生は貸借のどちらに来るか)
が瞬時にわかるようになってきます。
それが簡単にできるようになれば、2級を勉強してみましょう。
こちらは、メーカー等で使われる工業簿記を含んでいます。
3級ではターゲットが「個人商店」であったのですが、2級ではターゲットが一般企業になります。
工業簿記の知識がつくことで、さらに財務諸表を見る上で必要な知識が付くことでしょう。
具体的な勉強方法は?
学生の場合、独学で勉強をする時間を確保することができるので、
まずは市販されている簿記のテキストを隅々まで熟読することが有効です。
計算・数学を苦手としている人の場合は、
なかなか簿記の世界に溶け込むことが難しいですが、
何度も反復してテキストを読み込むことが結局は理解の近道です。
また仕訳に関しては、ただ読んでいるだけではなく、
紙と電卓を用意して、自分で記入していくようにしなければなりません。
仕訳ができるようになったら、
それぞれの勘定科目が貸借対照表・損益計算書のどの部分に記入されるのかを考えていきます。
財務分析を適切に行うために、意識しなければならない勘定科目が複数あります。
逆に、財務分析にはあまり影響しない勘定科目もあるのです。
その区別を適切に行うことができるようになると、
財務諸表の読み方が分かるようになり、徐々に分析するスキルが身についていきます。
重要なことは、完全に理解することができるまで繰り返し学習することです。
現在はスマートフォンのアプリもありますので簡単に通学や電車で手軽に勉強できます。
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