就活SWOTは、就活対策方法や企業分析、選考対策情報などが全て無料で閲覧できるポータルサイトです。

ログイン/無料会員登録

(登録者には、 就活入門資料 / 面接対策資料 も無料プレゼント!)

アルバイトの経験を自己PRする際の自己分析方法【後編】~自己分析の6つのステップとアピールに必要な7つの項目~


※前編はこちら。アルバイト経験を自己PRする際の自己分析方法【前編】~企業が知りたがっている2つのものとは?~

アルバイト経験から「成長の可能性」を探す自己分析のやり方

では、今回はアルバイト経験を例として、
実際にどういう自己分析を行えば良いのかを見ていきましょう。
ここでは、コンビニスタッフのアルバイトを例として見ていきます。

まず自己分析全体の流れは、次の通りです。
step01. 仕事内容を漏れなく洗い出す
step02. それぞれの仕事について、アピールに必要な7項目を整理する
step03. それぞれの仕事で、自分が発揮してきた「強み」を整理する
step04. 最もよく現れた「強み」のトップ3を抽出する
step05. その「強み」ごとに、自己PRのエピソードを作る
step06. 企業研究と照合して、発表するエピソードを選ぶ

アルバイト経験自己PR

step01. 仕事内容を漏れなく洗い出す

まず最初に、コンビニの仕事を洗い出しましょう。たとえば次のように、店舗に入ってからバイト

が終わってお店を出るまでの一連の流れを、箇条書きにする感じだとやりやすいと思います。

*出勤(タイムカードを押す、店内清掃、など)
*接客(レジ対応、など)
*陳列(商品の陳列、POP作成、など)
*渉外(搬入業者や運送業者とのやりとり、など)
*退勤(ゴミ出し、タイムカードを押す、など)

この段階ではどんなに些細なことでも書き出すようにしましょう。

制限をつけてしまうと、本来ならアピールになることを
この段階で削ぎ落としてしまいかねません。

まずは徹底的に(それこそタイムカードを押す、ゴミを出すなどのレベルまで)
業務内容を洗い出して、そこから少しずつ不要な部分を削っていく方法をオススメします。
(この「不要な部分」については、後ほど説明します。)

step02. それぞれの仕事について「アピールに必要な7項目」を整理する

業務を洗い出したら、それぞれの業務について次のことを考えてみましょう。
1. それぞれの業務で、どのような目的意識を持っていたか
2. その目的達成のために、どのような行動を取ったか
3. その中で、どんな苦労があったか
4. それをどう乗り越えたか
5. その結果、目的は達成できたか
6. できたら、それはなぜか。できなかったら、それはなぜか。
7. その「なぜ」を受けて、変えたこと・変わったことはなにか。

これは「過去の行動が合理的なものであるか、一貫性のあるものであるか」という点を、
もう少し具体的に表したものです。

ここも、どんなに些細なことでも洗い出しましょう。
たとえば、以下のような感じです。

例:レジ対応
1. お客さんを待たせて不快に思われないように心がけていた
2. 袋を数枚事前に準備しておく、弁当など時間がかかるものから対応する
3. 品数が多いと、先に袋に詰めるものを見極めるのが大変になる
4. 一旦商品をすべてカゴから出して並べて、バーコードを一気に読み取るようにする
5. 待ち時間は短くできたが、そもそも待たせてしまうという状況はなくならなかった
6. 待ち時間が出来るのはレジ対応の速度ではなく、別のところに原因があった
7. お客さんの待ち時間が生まれる別の理由を探し、それを見つけた
 (レジに店員がいない場合、お客さんは誰かが並ぶまで並びたがらない傾向がある。など)

これまで「レジ対応なんて自己PRにならない」と考えていた学生が多いのではないでしょうか。
しかしこうして分解してみると、しっかり企業の求めていることを伝えられることが分かります。

自己PRにできないレジ対応は「当たり前のことを当たり前にやっている」だけのレジ対応です。
機械的にバーコードを読んで、袋に詰めて、お金を受け取ってお釣りを返すだけでは、
もちろん自己PRにはなりません。

しかし、レジ対応でも「お客さんを待たせないように」という
1点が加わるだけで立派な自己PRになります。

そして、これはコンビニでバイトをしていた方なら、
誰でも一度は意識したことではないでしょうか?

こうした形で、すべての業務について、同じように書き出していきます。
書き出す内容は、上記のように1つだけに限る必要はありません。

たとえば、2. のとった行動などは、おそらく1つではないでしょう。
その場合は、もちろんすべて書き出しましょう。
書けない部分についてはそのまま飛ばして構いません。
そして、この書けなかった部分が「当たり前のことを当たり前にやっていた」部分ですので、
自己PRのエピソード候補からは削除します。

これが、step01.で書いた「不要な部分」です。

step03. それぞれの仕事で、自分が発揮してきた強みを整理する

次に、それぞれの仕事で自分が発揮した強みを整理します。
上のレジ対応の例では、ざっくりですが次のように洗い出すことができそうです。

・お客さんを待たせてはならないと考えた → 顧客志向
・レジ対応の時間を短くできた → オペレーション能力
・短くするための分析が当たった → 分析力

この整理をほかの仕事についても行います。

その際には、なるべく共通の単語で整理するようにしましょう。
「顧客志向」と「ホスピタリティ」が、「企画力」と「発想力」が、
それぞれ混在したりしないようにしましょう。

こうすることで、色々な場面に何度も書かれている(=発揮されている)力が
自分の強みだということになります。

step04. 最もよく現れた「強み」のトップ3を抽出する

次に、最も多く書き出された「強み」トップ3を抽出します。
なぜ3つかと言いますと、企業によってアピールする強みを変えられるようにするためです。
同じエピソード(つまり強みが1つ)だけでは、それ以外の強みを求める企業には
当然、その自己PRは響きません。

よって、いくつかのパターンを用意しておくことが必要です。
なお、3つというのはあくまでも目安です。

応募先企業がトップ3以下の「強み」を求めているのであれば、
もちろんその「強み」のエピソードを用意する必要があります。

step05. その「強み」ごとに、自己PRのエピソードを作る

そして、その抽出したトップ3の「強み」について、自己PRを作ります。
作るときには、以下のような構成にするとやりやすいでしょう。

1. まず「私の強みは●●です」と始める。
2. 「それを発揮したエピソードを●つ紹介します」と続けます。
3. アルバイト先の業務について簡単に説明します。
4. 2. で紹介したエピソードを具体的に書き出します。

このPR構成は、作業がしやすいという他に、発表時間に
柔軟に対応できるというメリットもあります。

2. のエピソードの数を時間に合わせて変えれば良いのです。
1分用、3分用、5分用など複数パターンの自己PRをつくりやすくなります。

たとえば「顧客志向」という強みをアピールするとします。

a:「私の強みは顧客志向です」
b:「発揮したエピソードを3つ紹介します」
c:「私は学生時代、コンビニでアルバイトをしていました。主な仕事は?です」
d:「私は、どうにかお客さんの待ち時間を減らせないかと考えてきました。
   そこでなぜ待ち時間が生まれるのかを考え、まずレジ対応を迅速に
   行うことを考えました。そのために心がけていたのは?(以下略)」

ここでエピソードの1つに「レジ対応」を使います。
それ以外の2つには、03. の発揮した強みを整理したとき、
同じく「顧客志向」が発揮された仕事を持ってきます。

そして、d のエピソード欄には、step02. で書き出した7項目を文章化します。

次のような構成です。
b:step03.で顧客志向と書きこんだ仕事を紹介します
c:step01.で書き出した仕事内容を簡単にまとめます
d:それぞれの仕事について、step02.で書き出した7項目を文章化します

レジ対応1つだけでは「顧客志向」をアピールするのには弱いかもしれませんが、
それ以外の様々な仕事の面でも顧客志向を貫いていたことを示すことで説得力が増します。

こうすることで、ごく普通のコンビニのレジ対応という仕事も、
立派な自己PRとすることができます。

step06. 企業研究と照合して、発表するエピソードを選ぶ

最後に、企業研究を通して、企業が求める「強み」を理解したら、
それに応じて発表するエピソードを選択します。

企業研究についてはここでは割愛しますが、この企業が求める「強み」と、
就活生がアピールする「強み」がズレると、
どんなに立派なエピソードをアピールしていても、なかなか選考は通過できません。

step01.~step05.の作業をどれだけ頑張っても、
この最後のstep06. をおろそかにしてしまうと、
それまでの努力が水の泡となってしまいかねません。

自己分析と企業研究は両輪であると心得ておきましょう。

最後に

もし、いま現在、上の流れのなかで書き出せるものがない就活生の方でも大丈夫です。
いまから、上の流れを意識して行動するように変えていけば良いのです。

具体的には、step2の「アピールに必要な7項目」を意識して
アルバイトに取り組みましょう。
たとえ「やって当たり前のこと」でも、目的意識を持って取り組めば、
自ずと自己PRに値するエピソードが生まれてきます。

また、もし可能でしたら、自分一人でやったことではなく、
ほかのアルバイトの同僚や社員の方と一緒に
取り組んだエピソードもあると好ましいです。

仕事はチームでするものですから、自分から周りを巻きこんで
行動を起こせる人材は魅力的に映ります。

たとえば「顧客対応のために必要なことをほかのアルバイトと一緒に考えた」などです。

ちなみに、それでも「本当にレジ対応くらいのエピソードで大丈夫なの?」という不安は、
やはりあるのではないかと思います。

その解消になるか微妙ですが、筆者は駅内コンビニのアルバイト経験で
大手SIerや大手印刷会社などから内定を得ることができました。

もちろん企業研究やアピールした強みによって変わってもきます。

しかし、コンビニのレジ対応くらいの経験でも、
立派な自己PR用のエピソードになります。

「それくらいのエピソードしかない」と悩んでいた学生さんも、諦めずに頑張って下さい。

就活SWOTは、就活対策方法や企業分析、選考対策情報などが全て無料で閲覧できるポータルサイトです。

ログイン/無料会員登録

(登録者には、 就活入門資料 / 面接対策資料 も無料プレゼント!)

就活SWOTに登録すると、 企業の採用スケジュールが一目でわかる就活カレンダー自分のESの問題点がわかる自動添削機能就活ノウハウのまとまったレポートなどを使うことが可能になります。 自己分析やES・面接対策方法がわかる記事や、 選考レポートも掲載され、全て無料で提供されています。

エントリーシート自動添削