熱中できることは何?入社後「こんなはずじゃなかった」と自己分析して気づいた事。
「会社に入ってみたらなんか違った…」
「仕事に熱中できない…」
入社後、このようなことを感じる人は少なくありません。
今回は就活における自己分析について、失敗談を交えてお話を伺いました。
入社前に考えていたこと、入社後に気づいたことの実例として、
是非参考にして下さい。

最も重要なのは「何に対して熱中できるか」
就職活動における自己分析では、「自分が何に対して一番熱中できるか(飽きることなる続けられるか)」がもっとも重要で、続いて「これまでで一番嬉しかったこと」を考えるとよいのではないかと思います。
初めに言うと、私は今にして思えば就職活動時期における自己分析に誤りがあったと思います。私は就職活動の時期に、「人と話して問題を解決することが好きだから」という理由で営業職を希望しました。
熱中できないことに取り組み続けるのは難しい
しかし、私の就職したソフトウェア・コンサルティングの営業職は、お客様との対話は社長など会社トップが行い、営業職はスケジュール調整など折衝役であったため自分の希望とは違っていました(このあたりは職種研究や企業研究の範囲に関わるかもしれませんが)。
もちろん慣れないことについて努力することも大事ですが、自分が熱中できないことを取り組み続けることができませんでした。
現職で改めて自己分析をすると、前とは違った答えが出てきた
現在はパソコンユーザーサポートとWebエンジニアを兼業しています。
今、改めて自己分析をすると、「自分の知識を使って人の問題を解決すること」に対して喜びを感じ、そのために「知識を深めて新しい技術について探求すること」に対して熱中できる人間だと感じています。
改めて自分の学生時代を振り返ると、アクションゲームをする時もキャラクターの動画のフレーム数までほとんど記憶をして操作を緻密に計算し、攻略法を仲間やインターネットで共有をすることに喜びを感じたりしていました。
独学でHTMLについて勉強し、サークルのWebサイトを制作したりと、人と話すことと同等かそれ以上に、知識を深め、それを披露することに喜びがあったと記憶しています。
就職は自分がこれから長い間取り組み続ける仕事を決める重要な場です。
自己分析では、「熱中し続けることが出来ること」と「喜びを感じること」を自分の中で考える機会とすれば就職活動の成功に結びつくのではないでしょうか。
(自社製ソフトウェア販売・営業コンサルティング営業職 関西大学社会学部2006年卒 てくさぽさん)
編集部から
就活途中で「自己分析は終わりました」と話される学生さんがよくいらっしゃいます。
しかし、自己分析に終わりなどはありません。
短期間の分析でわかるほど人間は単純なものではありませんし、
「自己」も環境や成長とともに変わっていくものです。
変化とともに、常に新たな自己分析が必要になるものです。
「じゃあ、自己分析なんていらないのでは?」
そう割り切る方もいらっしゃいますが、少しでも良い進路を選ぶために
「現時点での答え」を出そうとすることは決して無駄ではありません。
みなさんも熱中できる仕事に就けるように、ぜひ参考にしてください。
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