【職種研究】ハウスメーカーの営業職/設計の仕事とは?
家というのは生涯で一番大きな買い物と言われ、そこに関わる人の責任は重大です。
今回は、ハウスメーカーの営業職に就いていた方からそのお仕事内容についてお話をお聞きしました。
家に関わる仕事がしたい、営業の仕事に興味がある、という方は参考にして下さい。

目次
ハウスメーカーの営業職の仕事とは?
ハウスメーカーの営業職について簡単に説明いたします。
まずハウスメーカーの営業は住宅展示場内のモデルハウスでお客様をご案内するのがメイン業務になります。ですのでお客様のご来場の多い週末にはなるべく、モデルハウスにいることが多いです。
そしてそこでご案内した方の担当として、いろいろなプラン(お部屋の間取りや外観)を提案しながらご契約をいただくことが目的になります。
そして多くの場合は、建築中も連絡を取り合いお引き渡し後も時折連絡して状況をお伺いします。そのため「お客様のご家族との長いお付き合い」が必要になります。
基本的な仕事の流れは以上のようになります。ですのでご契約、引き渡し、アフターフォローまでご一緒することになります。
この仕事のやりがい・辛いところは?
この仕事のやりがいは、お客様にご満足いただいた瞬間にあります。
プランにご満足いただいて契約いただいたとき、建物ができてお引き渡ししたとき、その後訪問したときに嬉しそうにお話をしていただいた時にこれ以上ないくらいうれしくなります。
また自分がかかわった仕事がしっかりとした形で残るのもうれしいところです。
一方で、仕事がツライと思うこともあります。
それは契約が取れないときです。やはり営業職として仕事をしている以上、どんなに良い仕事をしていても契約を取れなければ仕事をしていないのと一緒です。
もともと毎月2棟、3棟と契約できるわけではないため、何か月も契約0が続くときがあります。
図太い人・繊細な人、どちらも活躍できる
この点に関しては、感じ方は人それぞれです。ある意味適性にかかわるところかもしれません。
ある人は「毎月契約が取れるわけでないし不安」と感じ、またある人は「どんなに楽してもたまに1、2棟売ればいいんだから気楽なもんだ」と感じる方もいらっしゃいます。
どちらが正しいということはありませんが、ある意味図太い神経がある人のほうが適性はあると思います。
ですが繊細な方は、その分こまやかな気遣いができるので家のプランニングなどで力を発揮できます。
扱う金額も大きく責任感が大きいため仕事は決して楽ではありませんが、その分やりがいがある仕事です。
(ハウスメーカー 島根大学総合理工学部 2009年卒 takuさん)
もう1人、営業と設計の仕事に携われた方のお話をご紹介します。
建築を勉強して、ハウスメーカーへ
建築系を勉強してきた私は、ハウスメーカーの営業・設計職として入社しました。大学といっても専修科といって2年大学の短大のようなものでしたので、入社は20歳でした。
営業経験は全くありませんでしたが、接客業のアルバイトの経験から営業職が自分にあっていると思っていましたし、アルバイト先の店長からも営業職でもやっていけるのではとの推しもあって、不安たっぷりでしたが、営業を希望して入社しました。
ハウスメーカーの営業なので、最初は商品の知識や名称などを研修などで得ていくのですが、建築系の学校を出ていたので、覚えるのは楽だなと感じました。ただ、他社の商品との比較などの研修では、自社の商品が劣っているのに、他社の商品が劣っているように説明しなければいけないような内容には自問自答をしたことがありましたが、結局はお客様が選んで家を建てていくので、正直に自社の商品と他社の商品の違いを伝えていこうと自分に言い聞かせて納得するようにしていました。
初めてお客様が決まって契約をいただいた時は、純粋にうれしく、自社の商品と理解していただき、自分も気に入っていただけたのだなと思いやる気につながりました。
怒られることもあるがポジティブになるのが大事
当然にお客様からのお叱りやあまりうれしくないことを言われたりすることもありますが、何がいけなかったのかを追求し、そこを注意して次に頑張れば、交通事故のようにそれが起こらなくなります。
住宅業界はクレーム産業だみたいなことを言う方もいますが、研修や社内のルールをしっかり守り、お客様ごとに言われたことをメモしたノートを覚えとしてもち、いつでもポジティブになれる性格なら頑張れる職業だと思います。
そして、知ったかぶりをすることなく、上司や先輩のアドバイスに聞く耳をしっかり持てば、可愛がられる存在になり、社内で上手く調和できると思います。それはどの職業でも同じかと思いますが。
営業系の職種は、成績が優秀だとその年ごとに表彰式のようなものあり、旅行やインセンティブなどの賞金がいただけたりもするので、営業にやりがいが増します。
ただ、そればかりを狙っていると、周りとのコミュニケ―ションを崩し人間関係のトラブルになる人もいたので、注意が必要です。
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