【書評】社長から見た就活(デジタルセンス研究所 編集)
ある学校法人で働いていらっしゃる職員さんから、就活生に薦めたい書籍について教えていただきました。
この本の内容・要点
[hide]漫画形式で読め、笑いや感動がある。
ちょっとした時間で読むことができ、敷居がとても低いです。
社会人の視点から働くことの意義に始まり、社会人になっての思うことや考え等がメインです。
面接等の心構えもありますが、テクニックに終始していません。[/hide]
(公式サイトより)
・就職をどう考える?
・会社はどう選べばよいのか?
・面接に臨む心構え
・内定がもらえずに自信を失ったとき
・複数の内定に迷ってしまったとき
【番外】社長の好きなタイプ嫌いなタイプ
人生初めての就職活動。会社選びから始まって、面接に臨む心構え、内定が中々もらえないとき、逆に複数の内定から1つの会社を選ぶとき─その都度色々な問題に悩まされるでしょう。
本書籍はそんな様々な悩みに、社会人歴30年の大先輩、しかも会社の最高責任者たる「社長」がアドバイスしていく、就活生向けの書籍です。マンガとキャラクター同士のかけあいで進むので、楽しく読み進めることができます。活字が苦手な人にもオススメです!
この本がどのような学生にオススメなのか
就職活動を始めるまず第一歩としての本なので、就職活動が始まる3年生の秋~冬におすすめですが、もっと早い段階で意識していくことがよりいいため、1年生から読むことをよりお勧めします。
周りに流される前に自分の働く価値観を形づくってほしいです。
この本がオススメな理由
就職活動は、友人や家族等の価値観に流されたり、名前が知られているような企業だったり、華やかな職種に憧れそれにこだわってしまいうことがよくあると思います。
初めて学生(勉学やサークル等をお金を払い機会をもらう立場)という身分から社会人(お金をもらい商品、サービス等の機会を与える立場)という身分に変わるプロセスのため、前述のような価値観での就職活動になってしまいがちですが、これは仕方がないことでもあります。
そのような中で、「まず仕事とはなんなのか。社会人とは何なのか」といった幹の部分を自分なりの価値観を形作っていくことで、就職活動をしていくうえで業種や職種の取捨選択にもなりますし、志望動機等を考える上でも非常に役立つと思います。
もちろん面接での心構えや複数内定、内定辞退が出た場合での対処方法などテクニック面を教えてもくれます。
ただ、そういったテクニックも自分の中で価値観が形作られていれば、ぶれることなく落ち着いて対処でき、「こういったことを言ってしまって大丈夫か?」といったことで悩むことが少なくなると思います。
このようなことを漫画形式で楽しく描かれているため、読むことも敷居が低いですし、まずは笑いながら読みつつ考えていく第一歩になればいいなと思います。
編集部から
東京農業大学2007年卒の、しがさんから寄稿いただきました。
本書籍は、Amazonなどから現在も購入可能です。
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