【書評】面接の達人(中谷彰宏 著)新卒版 MENTATSU(メンタツ)面接対策・エントリーシート問題集
面接対策版
エントリーシート問題集
この本の内容・要点
言わずと知れた、就職活動のバイブルです。
面接で聞かれるほとんどの質問は網羅されています。
ただ、言いたいことのコアを考えていけば、すべての答えは導き出せるはずなので、その練習のために、いい本だと思います。
この本がどのような学生にオススメなのか
私もそうでしたが、筆記試験や、書類は簡単に通るのに、面接が苦手という学生におすすめです。
あがり症の人は、これを一冊よく読んで、考えて、準備していくと心強いと思います。
別でノートを用意していくといいと思います。
この本がオススメな理由
昔からロングセラーとして、知られている本です。過去の先輩方も買っている人は多いと思います。
面接で聞かれるほとんどすべての内容が書かれています。
ただ、答えを導き出すのは自分です。何が正解なのかは、自分で考えるべきですが、自分なりの答えを用意しておくためのヒントが散りばめられています。
初めての面接で、どのようなことが聞かれるのか分からない場合や、あがり症の人は、これを読んで、別でノートを作り、受ける企業のことを調べた内容とともに、記載していくのがいいと思います。
いざという時に、頭が真っ白にならずにすみます。
また、一次面接は、他の学生と同時にグループで受ける場合もあるので、自分が言いたかったことが他の学生と被ったりすることもあります。
言いたいことは、ひとつでも、それを裏付けるエピソードは、できるだけ多い方が話に説得力が出ます。
突然パニックに陥らないためにも、自分という人間を説明するにあたり、根拠となるエピソードを思い出すために、この本は役立ちます。
色々な質問を受けますが、基本的には、志望理由と、自己紹介だけがメインで聞かれることです。
それに対して、一貫したメッセージを面接官に伝えるために、この本を読んで訓練しましょう。
※以上は、現在マスコミ業界で働かれている早稲田大学政治経済学部卒、miuさんからの書評寄稿です。以下は、流通業界で働かれる九州大学OGの方からのご意見を紹介させていただきます。
一問一答形式ではない、自分で回答を作り出すための「考え方」の基礎養成本。
応用が効かない、通り一遍な想定問答集をばっさり切り捨てて、社会人としての土台を自ら作り上げる力を得ることに、主眼を置いています。
ラクをせず、努力をして強い芯を自らに作る気概のある学生さんへ。基礎を固めて順番を追って地道なことを積み重ね、自分が成長することこそが、結果的にその後の人生を楽にする、ということがきちんと分かっている人にオススメ。
ずっと読み継がれるものには理由があります。
小手先の付け焼き刃問答は必ず見破られる。そんな面接本無意味だし、就職してからも何の役にも立ちません。
「なぜ働くのか」「自分は何ができるのか」「自分は社会でどう生きていきたいのか」など、社会人として大事な核を作ることを、この本では大事にしています。
基本が身に付けば、後は自分でいくらでも応用できるようになる。この一冊を完璧にさえすれば、どんな面接でも怖くないと思えるようになります。少なくとも一次面接で落ちたことは、私は一度もありません。どこでも通用します。
むしろ、準備の甘い企業担当者の質問を余裕を持って「ははん、この人はこういう意図で質問しているな」と思えるようになるくらい。
他の学生の拙い受け答えを冷静に見ることもできます。
漫画も入っており、文字も大きく完結に書かれているため、とっつきやすいのも良いですね。
買うのが大変だったら、一つ上の先輩にもらってでも良いから読んだ方が良いです。ぼろぼろになるまで読みましょう。そして取っておきましょう。後々転職をするときにも必ず役に立ちます。
古くなっても大事なことは変わりません。色あせない名著です。
就活SWOTに登録すると、 自分のESの問題点がわかる自動添削機能、 就活ノウハウのまとまったレポートなどを使うことが可能になります。 自己分析やES・面接対策方法がわかる記事や、 選考レポートも掲載され、全て無料で提供されています。
新着記事
-
新3年生必見!就活・インターン前に読んでおきたいコラムまとめ
@2022年08月08日 -
就活での企業の選び方・企業の情報収集はどうする?
@2022年07月29日 -
就活における「情報収集」の極意とは?
@2022年07月19日 -
就活スタート!ナビサイトのブックマークとプレエントリーに意味はある?
@2022年07月19日 -
適性検査「CUBIC」を基に創られた「toiroworks」(トイロワークス)はどんな就活サービスなのか?
@2022年07月05日