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面接での死亡フラグ/お祈りフラグをへし折った7つの事例まとめ

就活の面接で「ああ、やってしまった…」という状況に陥ってしまったことは、誰しも一度や二度、あるものです。

今回は、複数の先輩に、「面接で死亡フラグ・お祈りフラグを立ててしまった経験」をお聞きし、その上で、そのフラグをどうやって「へし折ったか」を語っていただきました。
窮地に陥った時、どのようにフラグを回避する事ができるのか、参考にしてみてください。
0.13.21

◎事例1:面接官から「つまらない」「会社に必要ない」と断言された時

とある広告代理店の2次面接でのこと。
相手の面接官はこちらの返答に必ずため息をつき、「つまらない」や「うーん」等と声に出してくる人で、いわゆる圧迫面接でした。

面接の中盤に差し掛かった頃、大学での部活動やサークル活動、その他ボランティア等個人的な活動について具体的に聞かれました。
そこで私は、所属しているサークルで主に地域への広報・宣伝活動に力を入れていたことを話しました。

すると面接官に
「君の大学での経験は広告代理店に何一つ関連していない。マスコミ関連のサークルに入ったり在学中に広告関係の会社でアルバイトをしている人だっている。その人たちに比べたら、君はこの会社に必要ない。」
と一蹴され、たちまち死亡フラグが立ってしまいました。

それでも私は、その意見に対して

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…ということを答えました。
結果として、この面接を通過することができました。

通過できたのは、冷静さを失わないこと、意見に対して即反応できたことがまずは大きかったと思います。
また企業研究を怠らず、その上で企業の方針に沿った返答を心がけることが重要であるように思います。

◎事例2:しどろもどろになり、面接官にも苦笑された時

体育会系のとても厳しい会社だと聞いていたため、面接の初めからガチガチに緊張していました。

「失敗してはいけない、失敗してはいけない」と考えるあまり余計に緊張が高まり、頭が回りません。
面接官からの質問に対する答えもしどろもどろ。
面接官も苦笑していました。

恥ずかしさとみじめさに「なんでもいいから早く終えたい、帰りたい」という思いがよぎりましたが、「ここで終わったら後悔する」という悔しさもふつふつと湧いてきました。

どうせ落ちるのなら、なにか「やってやった!」という体験がほしい。
どうせ苦笑されるなら、思いっきり笑わせたい。
どうせしっかりとスマートに自分を伝えられないなら、せめて不器用でも素直に伝えようじゃないか。

…そう奮い立ち、大げさなほどの笑顔とハキハキとした大きな声で、
「先程から緊張してしまい、申し訳ありません!落ち着きましたので、もう一度志望動機を申し上げてもよろしいでしょうか?」
と言いました。

幸い他に志望者はいなかったため、面接のやり直しが認められました。

それからは、自分でも笑ってしまうほど演技がかった身振り手振りと快活さで質問に答えていきました。

“正しい言葉遣いや作法”へのこだわりは一旦置いておいて、
“ハキハキと話すこと”“素直にテンション高く話すこと”などに意識をもっていくと、
これまで縮こまっていた気持ちが軽くなっていきました。

さらに、「急に生き生きしてきたね」と楽しげに聞いている面接官の様子に、自信を与えられ、気が付けば自然に力みが抜けていました。

そしてその場で採用が決定したのです。
「最初はどうなることかと思ったけれど、途中で仕切り直したところに根性を感じた」
と、最後に面接官が言って下さいました。

「ダメだ」と思ったところから、何とか這い上がろうとする力。
そこを見てくれる会社があるんだ、と胸が熱くなりました。

◎事例3: 1対8の圧迫面接で、返答に窮した時

第一志望のシステム系の会社での第二面接の時、こちらが1人で面接官が8人もいる圧迫面接でした。

何を言っても顔をあげてはもらえないしこれはダメかと思っていた時に、私が自己PRの時に話した
「周りの人のことを気にかけて抱えている問題に気がつける」
という旨の発言に対して社長が
「君が言っている”気がつける”ことと、”気づく”ことの違いは何だと思う?私にはできないからどうに使い分けてるのか教えて欲しい」
と質問されました。

こんな問いに正解なんてないし、正直ものすごくテンパっていたので頭も回りませんでした。
これで終わったなぁなんて思っていました。

そんな時に出した答えは
「あまり深く考えないでやっていることなので説明するのは難しいです」
というような内容だったと思います。

今考えると本当に答えになってないなと感じますが、何故だかその面接時はその答えが社長にウケたようで、面接官の方たちの雰囲気が一変したのを覚えています。

雰囲気がその前とでは全く異なり、話も顔を上げて聞いてくれるようになりました。
そして最後まで和やかなまま進み、面接後も人事部の部長さんが格別に気をかけてくれていたように思います。

最終的には第三次面接まで進み、内定して現在の自分にいたっています。

どんな面接の時にでも、もうダメだと思った時にこそ活路ができると思います。
これから面接に臨むみなさんは気後れせずにしっかりと自分の思ったことを発言してもらえればと思います。

経験的に、おべんちゃらを言うよりも結果的に良くなる場面の方が多いです。
本音でぶつかり合える企業を探してください。

◎事例4:最後に質問はありますか?で逆転した事例

面接の途中に、「また落ちたな」と思うことが何度かありました。
そう思ったときには、もう面接も終盤です。

「その時どうせ落ちるのだったら、次に活かせるような面接にしよう」と頭を切り替えました。
そしてお決まりの質問が飛んできました。

「最後に何か質問はありませんか」

そこで、いつもの質問はやめて、違う質問をしてみようと思ったのです。

面接官の方2名に「何のために今の仕事をやっているのか」を聞きました。
珍しい質問だったらしく、少し戸惑いを見せていました。

こういった質問では、会社のことを聞かれるのがほとんどのケースだと思います。
ここで面接官の方は個人的な仕事のことを聞かれたのです。

面接官を任されているくらいですから、会社への貢献が高い方が選ばれています。
やはり会社への思いというのは強く、そこからその方なりの仕事に対する思いを聞かせて頂きました。

面接は一発逆転で採用になっていました。自分でも本当にビックリした経験です。

◎事例5:製品への想いを語る

私がいわゆる死亡フラグをへし折って面接を先に進めた経験談をお話します。
私は昔から文系にも関わらず非常にメーカーに興味があり、正直なところ、メーカーであればどこであってもかまわないから就職したいと考えていました。
父が大手電機メーカーの社員だった影響もあったと思いますが、物作りが非常に好きで、小さなころからいろいろな工作物を作っては遊んでいたくらいです。

しかし、その思いが進むあまり、一部のメーカーでは「別にうちの会社でなくてもいいのではないか」と突っ込まれることがありました。

とある電機メーカーの面接でも物作りへの熱意を話していくうちに脱線が進み、気がつくと電機メーカーではなく重電メーカーなどでインフラの仕事をしたほうがいいのではないかと突っ込まれてしまったことがありました。
その企業は第一志望と考えていたところの一つで、自分の熱意のまま話していった結果、どん詰まりにはまってしまったのです。

そこで出した苦肉の策としては自分のポケットから携帯電話を取り出して、そのメーカー製の製品の良さを話したのです。
「この携帯電話の機能のうち、ここは他のメーカーにないもの、この物作りへの熱意は私の思いにも通じるところがある、だからこそここで働きたい」という話をしたところ、「私たちの製品のことをよくわかっている」と評価いただいてなんとか先に進むことができました。

業界研究だけでなく、製品そのものへの愛着もカギになるのだと実感しました。

(関西大学経済学部2010年卒 メーカー企画職)

◎事例6:厳しい質問にも笑顔でハッキリ回答。

最終面接前の面接の時だった思いますが、私一人に対して面接官5人という形の面接でした。
その時の面接はまるで重箱の隅をつつくような質問を多くされた上にねちねちとした話し方の、いわゆる圧迫面接のような感じでした。

その中で一人の面接官から「あなたは我慢強いと履歴書に書いているが、部活の柔道は高校で辞めてるじゃないか。これでは我慢強いと言えないのではないか」という質問を受けました。
あがっていた私は最初質問の意味がわからなかったのですが、要は「我慢強いなら大学まで部活を続けるのが当たり前じゃないか」という面接官側の勝手な思い込みから来た質問だったのですが、私は少しイラっときました。

しかしこの手の面接はこういった態度も見るということを聞いていたので、態度には決して出さずに
「それももちろんあると思いますが、大学では留学やインターンシップなどいろいろとチャレンジしたいことも多くあったのでそのために柔道は高校までを一区切りと考えていました。
そのおかげで数多くの貴重な経験をすることができましたし、中には部活動よりもはるかに辛い出来事もありました。でもそれも持ち前の我慢強さで乗り越えられました。」
と笑顔を交えてはっきりと答えてやりました。

あまりにもはっきりと私が答えたからか、その後はその面接官はその質問をしませんでした。
答えとしてはどうだったかは今でも疑問ですがまずははっきりとやめた旨を話すこと。そして態度に出さないこと。これは正解だったと思っています。

そして無事面接もパスしてなんとか合格することができました。

(福岡大学2009年卒 公務員)

◎事例7:「筆記試験がダメだった理由」を解説して逆転。

強く希望していた会社のペーパーテストを受けたときに、かなりの失敗をして低い点数を取ってしまったことがありました。
その時には、その試験で不合格の烙印を押されると思っていましたが、なぜか次の面接試験へ進むことができました。

面接試験ではペーパーテストの失敗を取り戻そうと、相当な準備をして臨み、面接も順調に進んでいましたが、試験からペーパーテストについての質問が来ました。
面接官は3人おり、そのうちの一人が質問をしてきましたが、質問内容が「ペーパーテストがかなり悪い点数でした。この点数ではかなり不利な状況ですが何か理由があるのですか」、という内容でした。

その時点で面接官3人を納得させるような回答をしなければ落ちると思いました。
むしろその質問のためだけに設けられた面接といっても過言ではなかったと思います。

私は、自分が理系であることを念頭に置き、「一つの物事をやり始めると、最後までしっかりと終わらせないと気が済まない性格です。」という回答にしました。
数学の一問に真剣に取り組んだ結果、他の問題を解く時間が無くなってしまったということにしたのです。
それを自分の今までのエピソードと交え、仕事でも一つのことを最後まで責任持って取込むことのアピールへと変えました。
そうすると面接官の目の色が変わり、笑みも見えるようになりました。

最後には、仕事では時間配分にも意識して行っていくことで締めると、最後は和やかな雰囲気で面接が終了しました。
最終的に、この面接試験も突破し、最終面接も合格し内定をもらうことができました。
一度ダメだと思ったときでも回答によっては自分のアピールへと切り替えることが出来ると確信した面接でした。

余談ではありますが、低い点数でもペーパーテストを通過した理由は、丁寧に書いた履歴書が好評だったようで、一度面接をしたいとの採用担当からの要望があったようです。
内定まで何が自分も将来を左右するかわからないので、諦めずに頑張って欲しいです。

(南山大学情報理工学部2008年卒 IT業界SE職)

◎編集部から

どの事例も、対応を一歩間違えれば不合格になっていた事でしょう。

不利な状況から逆転するには、まず前提として「最後まで諦めない姿勢」で面接に臨むことが重要です。

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※出典:SLAM DUNK 単行本8巻より

また、面接官のスタンスやその企業の採用基準にもよりますが、
必ずしも、よどみなく話すことが重要であるというわけではありません。

実際の営業シーンでも、誤解があるまま話を進めるのは良いことではありません。
「自分の考えがうまく伝わっていないな」と感じた場合は、その旨を伝え、もう一度話し直すチャンスをもらうことで、状況が好転する場合もあります。

また、面接官が複数名いる場合には、「誰に好感を持ってもらうか」という事も1つのポイントです。
(上記で紹介した3つの事例の中では、その場で最も責任ある面接官の空気が変わることで、全体の空気も変わりました。)

あとは、前述の3事例には出てきませんでしたが
面接官の反応が芳しくないと感じた場合は、自分の発言の中でどういった点が引っかかっているのか(何か懸念があるのか)、聞いてみるというのも1つの手でしょう。
何が引っかかっているのかがわかれば、そこから誤解を解くこともできるかもしれません。

もしかしたら、知らず知らずのうちに失礼な態度・言動があったという可能性もあるかもしれません。
謝るべき時は素直に謝り、必要ならば仕切り直すことも大切です。

面接官から立て続けに質問され、ペースを乱されてしまった場合は、その質問に答えつつも「自分のペースに変えるためにはどうしたらいいか?」を考えるのが良いでしょう。

「これ、死亡フラグ立ってるな…」と思ったらそのまま黙って帰ってくるのではなく、フラグの立った原因を把握し、面接官との間に生じた溝を埋め、信頼を得るよう努力しましょう。

面接の最後で、明確にダメ出しをされたり必要以上に就活を応援される場合もあるかもしれませんが、面接官が結論を出した後では手遅れです。
その前に「フラグ」を感じ取って、挽回のためにアクションするのが良いでしょう。反応が薄かったり、首を傾げていたり、こちらの話を集中して聞いていなかったり… そういった兆候が見られたら要注意です。

一度窮地に陥ってから挽回するのは非常に難しいことですが、そういった場面を乗り越えられてこそ「コミュ力が高い」と言えるのではないかとも思います。

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