研究内容の市場価値を説き、内定を獲得した就活生の「視点」とは
早稲田大学を卒業し、航空業界の会社でIT投資を行う情報システム管理部門に就職された社会人の方からの就活体験談です。
就活時には、NTT東日本、NTTドコモ、新日鉄ソリューションズ、日本総研、IBM、ANAなどの企業に内定されています。
エントリーシートでは結果を出すまでのプロセスを強調。
私は、大学院では電子セラミックスの物性について研究していましたが文系就職をしています。
一見、文系就職とは程遠いような分野ではありますが、私の場合は研究分野よりもその研究で結果を出すまでのプロセスを就職活動のエントリーシート欄で強調しました。
結果として、NTT東日本、NTTドコモ、新日鉄ソリューションズ、日本総研、IBM、ANAに内定しました。
三菱商事は最終面接の際、体があまり強くないことを打ち明け、半ば辞退するような形で面接会場を後にしました(当然落ちました)。
研究内容の市場価値を主張。
具体的には、私の所属していた研究室のスタンスは
「自分で論文や雑誌を調べて研究分野を決め、教授に説明し、承認を得た上で予算をつけてもらって研究を開始する」
というものでしたので、これを一般的な企業の活動に置き換えました。
すなわち、世の中や会社内で何が必要とされ、あるいはどんな問題が発生していて、それがどのようなものであるかを客観的に説明できるように整理し、解決法を考案した上で実施することを、研究室の活動で鍛練してきたとアピールしました。
また、メーカーや商社の営業担当の採用試験を受ける際には、
自分の研究している材料が世界的にどのくらいの金額の需要があり、もし形になったら大儲けできるという話にし、利益追求に対する感覚を持っていることを主張しました。
研究テーマ決定も自分自身で。
自己分析の際、上述の研究室のスタンスと一部重複しますが、やはり
「目的を達成しようとしている時、あるいは何かうまくいっていないことがある時、自分は何を初めに解決する必要があるか、そしてそのために何を実行しなければいけないかを考える癖がある」
という結論に達しました。
研究室選びの際も、教授が与えたテーマをただこなすという研究室ではなく、テーマ決めから自分自身でやらなければならないという研究室を選択しました。
面接官の多くは、研究内容を理解できない
研究室での経験を就職活動…特に研究職でない職業への就職に活かす場合、どうしても「相手を知る」という行動が欠かせません。
実際に私は面接がピークとなる4月の10か月前、つまりその前年の7月からインターンやセミナーに毎日のように参加して勉強しました。
面接官の多くは、研究内容のことはほとんど理解できませんので、以下に相手にとって魅力的な話題、話の進め方ができるかがキーとなります。
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