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就職留年をする時に気になる、5つの疑問とその答え

就職留年をするべきかどうか悩んでいる方、すでに就職留年をして、
2回めの就活に向けて頭を悩ませている方もいらっしゃるでしょう。

今回は、教育系ベンチャー、インテリジェンスにて人材事業に携わり、
現在はフリーライターとして活躍されている渡辺七々斗様に、
就職留年をした方の気になる疑問点ついてのアドバイスをいただきました。

就職留年後、2度目の就活は1度目と何が変わるのか?

就職活動がうまくいかなかった就活生の中には、
就職留年するか卒業するか大学院に進むか、次の悩みがあるかと思います。
筆者も就職留年ではありませんが、訳あって留年したため就職活動を2度行いました。

今回は、就職留年は1度目の就職活動と何が異なるのか、見ていきたいと思います。
まず2度目の就職活動を行うにあたって、気になると思われるポイントを整理します。

【1】留年した理由は訊ねられますか?

おそらく一番気になるのは、ここではないでしょうか。
筆者の実体験では、ほぼ聴かれませんでした。

2度目の就職活動で20社ほど面接を受けましたが(回数で40〜50回程度)、
尋ねられたのは2〜3度程度でした。

これはあくまでも筆者の話になりますので参考程度の情報ですが、
そこまで神経質になる必要はないかと思います。

ただ、たとえば志望理由や自己PRで他の学生と差が見えにくいと企業が判断した場合、
判断材料の一つとして、留年の理由を尋ねられることは十分考えられます。
ですので、必ずキチンと理由を答えられるようにしておきましょう。

【2】留年の理由は素直に「就職留年」と答えて良いのでしょうか?

結論、あまり良くはありません。

たとえば筆者の場合、留年はもう1年勉強したかったからなのですが、
聴かれた場合には素直に「もう1年勉強したかったからです」と答えていました。
こうした、ほかに何か明確な理由がないか、一度振り返ってみましょう。

たとえば「就職留年」と言っても、そこに至った経緯は人それぞれだと思います。
具体的にぱっと思いつくものを、以下に挙げてみます。

a.「サークルに集中していて」就職活動の準備に時間を割けなかった
b.「趣味に熱中していて」就職活動の準備に時間を割けなかった
c.「学業を優先していて」就職活動の準備に時間を割けなかった

内定が手にできなかった理由は、だいたい「準備不足」です。

では、その「準備不足」の理由は何なのか?
それを考えてみましょう。

たとえば a. のようなケースであれば「サークル活動で後悔したくなかった」と、
前向きにアピールすることができます。
サークル活動も就職活動も、両方後悔しないために留年を選択したと聴けば、
大体の企業は前向きに捉えてくれるでしょう。

もし「就職留年」としか答えようがない場合には、
なぜ1度目の就活で失敗してしまったのかを、しっかり考え直しておきましょう。
そもそも意識が甘かったのか、企業研究が甘かったのか、それを素直に伝えましょう。
そして、2度目の就活ではどう改善しているのかを伝えられるようにしましょう。

なお、念のため押さえておきますが、嘘は厳禁です。
特にサークルに力を入れていなかったのに「サークルと就職の両方で後悔しないため」などと、
理由をつくる(もっと言えば「でっちあげる」)のは論外です。

【3】就職留年よりも、卒業するか院に進学した方が良いですか?

目指すべき進路によります。
何かしら勉強したいことがある場合は、もちろん院進学がベストでしょう。
ほかにも専門学校に通い直したり、転部するといった選択肢もあるかもしれません。

もし就職活動のやり直し目的で院に進学するのであれば、オススメはできません。
理由は、院卒であることが、就職活動では特に価値を持たないからです。
(理系の教授推薦などは例外ですので、ここでは考えません)
もし「もう一回、就職活動のチャンスを」という理由で院に進学するなら、
筆者は就職留年をオススメします。

院に進学すれば、就職留年以上に学費もかかります。また研究で学部生時代よりも忙しくなり、
就職活動の準備に割ける時間はより一層取れなくなります。

前述ですが、就職活動の失敗の原因は、ほぼ漏れなく「準備不足」です。
よって、自分の意識、取り組む姿勢を変えなければ結果は同じです。
その原因は「院生になった」ところで解消されるものではありません。

最後に「卒業」についてです。これは最も危険なパターンです。
卒業してしまうと「新卒」という看板を背負えなくなります。
そのデメリットで、最も大きいのは、以下の3つです。

・応募できる求人が激減する
・企業研究のセミナーなどに参加できなくなる
・社会人と採用枠を争うことになる

卒業してしまうと求人数が激減するのは勿論、そこからの就職活動は
すべて自分の力で行わなければなりません。
企業研究や面接対策なども、企業がセミナーを開催してくれたりはしません。

また、既卒の就職活動は、すでに働いている社会人と採用枠を争うことになります。
余程のことがなければ、即戦力を求める企業は社会人を採用します。

【4】1度目に応募した企業にエントリーできますか?

問題ありません。筆者も何社もエントリーして、実際内定した企業もあります。
ただ、企業によっては「過去に応募した方のご応募はご遠慮下さい」
などの但し書きがついている場合があるので、事前にチェックしておきましょう。

この再度のエントリーでよく言われるのが、
「昨年度の書類と今年度の書類を比較されるので注意して下さい」という点です。
ですが、筆者の経験からは、結論それはありません。

実際に数社の人事に尋ねてみましたが、
「そんな暇はない」や「去年はどうでもいい。いまの学生のポテンシャルで判断するだけ」
など、考慮していないケースが大半でした。

実際のところは、「時間がない」「人手がない」というのが本音のようです。
 

【5】資格などは取っておいた方が良いのでしょうか?

不要です。筆者は一つも持っていませんでした。

英検も自動車免許もなければ、TOEICも一度も受験したことがありませんでした。
しっかりした目的のある資格取得であれば話は別ですが、
単なる就職活動のための資格取得なら、企業の1社でも研究した方が遥かに有益です。

2度目の就職活動で、まずやるべきこと

それでは、具体的に「なにをすべきなのか?」に移ります。
結論、何よりもまず優先すべきは、以下の3点です。

*1度目の失敗の原因をキチンと分析する
*その原因を解消する
*業界・企業研究をやり直す

当然ですが、失敗の原因の分析です。自己分析が不十分だったのであればやり直し、
企業研究が不足していたのであれば、改めて調べ直します。

そしてもう1点、押さえておきたいのが「業界・企業研究」です。
これは筆者の経験則ですが、就職活動に失敗してしまう学生の大半に見られる傾向として、
「業界や企業を絞っている」というのがあると思います。
特に自分の「好き」や「興味がある」にこだわりすぎている傾向があると思われます。

具体的には、以下のような傾向です。

・インターネットが好きだから、仕事はインターネット関連しかありえない
・広告業界に興味があるから、仕事は広告代理店しかありえない

もちろん、これではあまりにも短絡的すぎます。
その業界だけ見ていても、その業界の特徴や他の業界との違いは見えてきません。

色々な業界を見比べることで、各業界の特徴や差別性、働き方の違いが見えてきます。

就職留年をすると、次年度の就職活動が始まるまでにかなり時間があるはずです。
それまでに、まだ開催されている様々な企業のセミナーに出てみたり、
自己分析や企業研究を今まで以上に徹底的に行いましょう。

自己PRのネタがなければ、すぐに作り始めましょう。

筆者の周りにも、そうしているうちに意外な会社と出逢い、
その年のうちに就職先が見つかった友人も何人かいました。

まだ時間が残されているのに
「今年はもう諦めて来年」といった感じで留年した就活生は大体、次年度も成功しません。

それは諦め癖がついてしまっているからです。

まずストレートに内定を得るためには何をすべきかを考えつつ、活動するようにしましょう。

著者紹介

渡辺七々斗(WATANABE, Nanato)

東京都立大学卒業。
就職活動では、外資コンサルや大手SIer、総合電機メーカーなどに内定。
また大学在学中、就職支援団体に所属。
インターンシップに特化したブログ「インターンシップの裏話」を展開、月間10万PVまで成長させる。

卒業後は教育系ベンチャーなどを経て、インテリジェンスへ。
アウトソーシング事業に携わり、新卒2年目からプロジェクトリーダーに就任。

2013年5月に退職し、現在はフリーライターとして活動中。某就活塾と協力して就活対策本を執筆中。

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