小田急電鉄
小田急電鉄の強み・弱み分析
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脅威 日本全国での百貨店の収益低下傾向
全国で百貨店不況が多く報道され、この傾向は続くと多くのアナリスト達が判断している。
そういった状況の中、小田急電鉄も小田急百貨店がグループの中にあるが、
報道されている百貨店不況は営業収益にもあらわれており、ほかの民間鉄道グループよりも減り幅は
小さいものの、9.7%減となっており、消費マインドの冷えへの対応が急務となっている。
なお、楽天などネットでの商品販売を利用する方が増えているということも百貨店事業にとっては深刻な問題である。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100520/214533/(日経ビジネスオンライン)
機会 都心の電車増発や延伸が困難な状況への改善策としての「複々線」の認可
小田急電鉄は首都圏民間鉄道の中で2番目に高い混雑率であり、
改善するための増発や延伸が困難であることが問題となっていたが、
いわゆる上下線を各2本ずつ計4本の線路にする複々線化の認可がおりた事で、
この複々線化が完成すると、ラッシュピーク時の列車の増発が可能となり
混雑が緩和されることはもちろん、所要時間が短縮されるため現在より多くの方の利用者を期待できる
と小田急電鉄は発表している。
http://www.odakyu.jp/company/business/railways/four-track-line/fukusen_1.html
弱み ホテル事業での収益確保が困難な状況に陥っている。
小田急電鉄は運輸業の他にホテル業を営んでいるが、大規模な改装による集客力の強化を図っているが、
ホテル業、レストラン業について17億1千6百万円の営業損失を計上しており、
小田急ホテルセンチュリーサザンタワーでは営業収益が10パーセント以上減少している。
http://www.odakyu.jp/ir/shared/pdf/h20/2009tanshin4.pdf
強み 高度成長期の多角化が限られていたことによる事業再編や合理化にかかる費用負担が少ない。
小田急電鉄は、同業他社にくらべ、多角化が顕著ではなかったため、
多くの民間鉄道業者が鉄道事業の設備投資費用の捻出について頭を悩ませている中、
近年の事業再編・合理化の流れにおいて非鉄道事業の再編に関して費用負担が少ないと
フィッチ・レーティングス(格付会社)は判断している。
http://www.fitchratings.co.jp/pressReleaseDetail.ctl.php?id=1728
強み 鉄道事業の高い収益性
小田急電鉄は、首都圏における事業基盤と鉄道事業の安定的なキャッシュフローが反映されており、
民鉄業界では比較的高い収益性と低い負債比率を維持しているとフィッチ・レーティングスは判断している。
http://www.fitchratings.co.jp/
小田急電鉄の企業研究リンク集
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