サンリオ:
中国依存、業績の波が大きい
weakness
1990年代から2020年代までのサンリオの連結での業績を見ると、赤字に転落したタイミングは2回。(単体での赤字を含めると、リーマンショックの時も赤字となっていた)
中国が稼ぎ頭となっている点は不安要素と言える。
逆に言えば、それ以外のタイミングでは振れ幅こそ大きいものの黒字を計上し続けているとも言える。業績の波が激しいとの評価もあるが、財務体質は良好。
2020年に連結で赤字となったのは、コロナ禍で「サンリオピューロランド」が休園せざるを得なかったタイミング(2020年2月から7月半ばまで臨時休園を余儀なくされ、営業再開後も入場制限)。ピューロランド以外の店舗も休業となり、また中国での収益減少も影響が大きかった。
店舗休業の影響としては単純に販売機会が減るだけでなく、「サンリオショップでのキャラクターグリーティングやデザイナーサイン会、各種リアルイベントなどでのブランド体験は、サンリオキャラクターとファンの方々のエンゲージメント(絆)強化に欠かせない施策でしたが、現在、長期間においてこうしたリアルな顧客体験の機会が奪われています。」と分析されている。(マーケティング本部の田口氏談)
https://engage-mate.jp/article/interview/taguchi_hayashi/
コロナ禍の2020年7月に就任した辻社長(創業者の辻信太郎氏の孫)は投資家向けの説明会にて、「トップダウン待ちで、部分最適の意識が強い組織。頑張っても報われない、失敗しても責任を問われない人事制度。これらが実行力を欠けさせている大きな要因だ」と指摘。
これまでのサンリオの弱みであるとともに、トップが課題と認識しているポイントとして上記は把握しておくのが良いだろう。
ハローキティという強力IP
strength
アメリカのTitleMax社が作成した「世界のキャラクター累計収入ランキング」において、ハローキティはポケモンに次ぐ2位(累計収入800億ドル)にランクイン。これはクマのプーさん、ミッキーマウス、アンパンマン、マリオなどを超える規模だ。同社は海外企業からキャラクター使用料を得る事業を展開し、デザイン... ...
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トランスコスモス:大手企業がクライアントであること(トランスコスモス)
取引先企業は大手企業が中心であり、安定した会社が多い。
金融系では、みずほコーポレート銀行、野村アセットマネジメント、横浜銀行など
流通業界ではダイエー、ニチレイフーズ、森永製菓など
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